2024年05月03日 18:14更新

新潟の旬の食材と十日町の郷土料理を織り交ぜた会席料理を提供する十日町市駅通りの「ゆげ」では、5月3日（金）から新たにランチ営業が始まりました。

店主の弓削朋子さんは十日町市出身。大学卒業後に料理の専門学校を経て、神奈川県にあるミシュラン一つ星の日本料理店「鎌倉鉢の木」をはじめ、大阪や東京の割烹で修業を積みました。その経験を活かして2016年に十日町に戻り、農家レストランの立ち上げに携わったほか、地元のリゾートホテルで更に経験を積むなど料理の道を突き詰め、2021年3月に「ゆげ」を開店。2023年には地域社会との関わりに積極的な県内飲食店を表彰する「新潟ガストロノミーアワード」で女性Chef賞に輝くなど、今注目の料理人です。

弓削朋子さん
「十日町に戻ってきてから、もう一度ちゃんと十日町のことを見つめなおして調べた時に、雪の恩恵と、土地に根付いている食文化に大きな感動を受けました。本当に素晴らしい食材だらけなので、ここで会席料理というコース料理で季節感などを表現し、色々な人に十日町の魅力を知って欲しいと思い、お店を開くことを決めました」

夜のコースは税込16,500円（14品ほど）、12,100円（12品ほど）、8,800円（8品ほど）の3つの郷土会席があり、冬季限定で猪、鹿、鴨などのジビエコース（17,600円）もあります。また季節で入れ替える日本酒をメインに各種こだわりのお酒を用意しています。さらにソフトドリンクは全て手作りで、アンニンゴや赤紫蘇のドリンクなど、お酒が飲めない人でも誰でも楽しむことができます。

左から野草茶、アンニンゴ、赤紫蘇のノンアルコールドリンク（各620円／税込）

そして5月3日からは、要望の高かった昼のコース（11,000円／税込）が金曜、土曜日のみの完全予約制で始まり、その味を楽しむ機会が増えることとなりました。

昼のコース 8品+デザート（11,000円／税込）

「ゆげ」の店内は木の温もりと優しい照明で落ち着ける雰囲気になっていて、4席のカウンターと6席の個室の計10席が用意されています。

料理の様子を見ながら店主との会話も楽しめるカウンター4席

周りを気にせずくつろげる個室6席

さらに弓削さんは地産地消にこだわり、地元の方から食材を仕入れるほか、食材を求めて自ら山へ山菜を採りにも行きます。

弓削朋子さん
「自分たちの住んでいる町の特徴を知ることや山のことを勉強するために、自分たちで収穫したりしています。漬物や味噌、デザートのアイスなども全部季節のものを使ったり、保存の技術などを駆使して全て手作りで行っています。メニューは季節でどんどん変わるので、日々変わっていく料理を楽しんでいただきたいです」

「ゆげ」は十日町駅から徒歩5分。昼と夜のコースは前日まで、ジビエコースは3日前までの予約制となっています。

店舗情報

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十日町 会席　ゆげ
■住所：十日町市駅通り128
■電話：TEL025-755-5263
■営業：ランチ　　金曜、土曜のみ　12:00～14:00（最終入店12:30）
　　　　ディナー　火曜～土曜　　　18:30～22:00（最終入店19:30）
■駐車場：店舗に直接ご相談ください
◆ホームページ：https://www.instagram.com/tokamachi_yuge/
■インスタグラム：@tokamachi_yuge
■フェイスブック：http://fb.com/100064318531430

※情報は取材時のものです。