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黄色ジャージのライダーたちが里山を駆け巡る!ツールド妻有2024

2024年08月26日 16:23更新

越後妻有の美しい景観や大地の芸術祭作品を自転車で巡りながら楽しむイベント「ツールド妻有2024」が25日(日)に開かれ、全国から集まった850人が揃いの黄色のジャージで里山を駆け抜けました。

「ツールド妻有」は大地の芸術祭に合わせて、地域の自然やアート作品などを自転車で巡るアートツアーとして2006年から始まり、今年で16回目となります。コースは70km、90km、120kmの3つありますが、タイムや順位を競うものではなく、参加者それぞれが自分のペースでサイクリングを楽しみます。今年は北は岩手県から南は岡山県まで、日本各地から850人のライダーが集まり、スタートを切りました。

おなじみの黄色いジャージは大地の芸術祭の本催の年ごとにデザインがリニューアルされていて、参加者全員が芸術祭のシンボルカラーの黄色に身を包んで、里山を駆け抜けました。

また参加者はコース上に10か所あるエイドステーションで地域の人が手作りしたおにぎりやそば、野菜などの郷土料理を味わいました。

東京からの参加者
「星峠エイドステーションの水ナスの美味しさが何度も参加する理由。甘みがあり、他では食べられない。おかわりしちゃいました」

新潟市からの参加者
「(沿道の応援は)すごく力になるし、私が手を振ったら振り返してくれたりすると嬉しい。この町はアップダウンが多いので下りは気をつける必要があるが、登りがいがあるコースだと思う。例年時間内にゴールできないので、今年こそは時間通りにゴールしたいと思う」

午後2時半頃になると激しい雨に見舞われ、下り坂を走る参加者を苦しめていました。ゴールのミオンなかさとでは、今年初めて全校生徒でボランティアに参加した中里中学校の67人がライダーたちを出迎え、吹奏楽部の演奏やハイタッチで完走を労っていました。

小千谷市からの参加者
「山ばかりで大変だった。ゴールした時はやっと着いた~という感じ。中里中の吹奏楽部のお出迎えは嬉しかった。子ども達が音楽や大きな声で迎えてくれたので、照れくさいような、嬉しいような気持ちでした」

里中吹奏楽部の3年生
「今日は吹奏楽部のリーダーだったので、部の中で一番応援できるように一生懸命演奏した。ゴールした人は笑顔で手を振ったり、ありがとうと言ってくれたのがすごく嬉しかった」

実行委員会 伊藤嘉朗 代表
「(演奏によって)ゴールで盛り上がるということはこれまでなかったので、本当に良かったと思う。今回は初めてで手探りの部分もあったが、一回やったことで、中学生側からも新しいアイデアが出るかもしれないし、我々もこういったことが出来るのではないかなど、可能性はどんどん広がっていくと思う」

なお、ツールド妻有の実行委員会は今年の5月、自転車を活用した地域活性化に功績があったとして国土交通大臣から表彰されています。

関連記事:自転車使った地域活性化に貢献!「ツールド妻有」実行委に国土交通大臣表彰

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