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チンコロ求めて1000人の行列!十日町市の冬の風物詩「節季市」

2025年01月12日 19:26更新

十日町市の冬の風物詩、節季市が越後妻有里山現代美術館MonETの駐車場で12日(日)に開かれ、小正月の縁起物「チンコロ」を求めて、市内外から集まった1000人を超える行列ができました。

節季市は、農家の冬の副業としてワラや竹で作った民芸品を持ち寄った市場に由来するもので、江戸時代から続くと言われています。現在では小正月の縁起物「チンコロ」の販売で人気を集めています。チンコロは練った上新粉を子犬や干支の姿にかたどって蒸したもので、乾燥してひびが入れば入るほど幸せになると言われています。

販売が始まる午前10時ごろ、チンコロを求めて市内外から集まった約1000人が会場に長い行列を作りました。

市内から訪れた女性
「去年は午前8時半くらいに来ても結構並んでいたので、ことしはだいぶ早めに来たんですけど、やっぱり同じように並んでいた。ことしは3つ買った」

五泉市から来た男性
「高速道路を使って片道2時間弱かかった。玄関に飾るか、リビングにするか、妻と相談したいと思う」 

長岡市から訪れた夫婦
「初めて来た。1度来たかったが、去年は来られなかったので9個買った。ウサギさんとネコさんと犬さんと蛇。並んでる間もいろんな人とお話して楽しめてよかった。」

 千葉県から訪れた女性 
「千葉から来た。毎年チンコロ目当てに来ていて、会社の人と家族に干支のヘビを買った」

今回は4つの団体があわせて1860個ほどのチンコロを用意しましたが、約2時間でほぼ完売となりました。

妻有ちんころ愛好会 今井美津代さん
「昨年の1日目はちょっと売れ残るくらいだったんですけど、ことしはすごい。去年の2日目よりも多いんじゃないかと思うような並び具合」

エンゼル妻有 石田昭博さん
「ことしの干支がヘビなので蛇を一生懸命作った。金運上昇を込めて金粉をかけたのと、あとは健康面で長生きになるように長いヘビを作った。買ってくれる人の願いが叶うように1個1個手作りしてるので、ひとつひとつ表情が違う。そういったところを楽しみながら買ってもらえたらうれしい」

節季市は1月19日(日)にも開かれます。

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