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松代本村の3社中による伝統の「松代しちんち祭り」 子どもみこしに50人が参加

2025年08月28日 15:19更新

松代本村の上町、仲町、新町の3地区が合同で開く伝統の「松代しちんち祭り」が26(火)、27日(水)2日間にわたって開かれました。

「松代しちんち祭り」は、松代本村にある諏訪神社の例大祭として長年この時期に開かれています。上町、仲町、新町の3つの地区がそれぞれ社中を作ってステージでのカラオケ大会や、景品が当たる抽選会など工夫を凝らした縁日や出し物を催すのが祭りの特徴となっています。

祭り2日目は3社中合同の子どもみこしが行われ、地元の約50人の子どもたちが参加して、松代ほくほく通りから商店街通りまでの1km弱の道のりを元気よく練り歩きました。

上町の子ども
「みこしがメッチャ重くて手が疲れたけど、楽しかった」

仲町の子ども
「楽しかったけど、暑い」

新町の子ども
「みんなと協力して担ぐのが楽しかった」
「すごく暑かったけど、みんなで声出して頑張ったから終わったあとがとっても楽しかった」

「昔から知っている子どもたちのみこしを見て、子どもたちの成長と自分が歳を取ったことを感じた。夏最後のお祭りで、一夏の集大成。1番楽しめるお祭り」

また初日の夜には仲町社中の広場で住民たちが集まり、松代地区伝統の盆踊り「しょんがいや」を踊りました。

参加した小学生
「踊りの練習の成果が出せて楽しかった」

参加者
「盆踊りの時は踊りに一生懸命だったので、今日は娘と一緒に踊れてよかった。子どもの楽しいってことばが聞けて何より」

実行委員会によりますと、2日間合わせて1000人以上の人が祭りに訪れました。一方で近年は、少子高齢化や人口減少を背景に、3つの社中の催しを合同で開催するなどコンパクトな運営をして祭りの継続を目指しています。

松代地区副区長 関谷正利さん
「主体にあるのは諏訪神社の祭り。みこしは子どもみこしのみが残っていて、それだけはなんとか無くさないようにみんな協力している。若者と年寄りで考え方が違う所もあるので、そのギャップをどうやって埋めていくか互いに歩み寄り、地域の祭りを継続していってほしい」

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