2025年11月05日 14:21更新
十日町市と包括連携協定を結んでいる私立実践女子大学の学生が、松之山地域の空き店舗を活用してイベントを1日(土)に開きました。学生たちはオリジナルのPRキャラクター「まつむすめ」を活用して地域の魅力を発信しました。
「Jissenまつむすめフェス」を開いたのは東京都日野市にある実践女子大学の学生9人です。大学では10年ほど前から松代・松之山地域と地域交流を続けていて、去年十日町市と包括連携協定を結びました。
今年度からは、総務省の「ふるさとミライカレッジ」の支援も受けて、須賀由紀子教授の研究グループが空き店舗を活用した賑わいづくりに取り組んでいて、9月にはプレイベントを開きました。
その本番となった今回は、学生が地域の人から聞き取った松之山の生活や農業のエピソードを盛り込んだすごろくや、缶バッチ作りのワークショップなどの催しが用意され、会場に訪れた子どもから大人までを楽しませていました。
地元から
「ここでイベントをやることで、実践女子大学の子たちが何をやっているのかわかっていいと思う。にぎわいがでて、楽しい場所になればいい」
これは今回初めて用意された「まつむすめ」のひとり、「雨宮麗奈」の等身大パネルです。「まつむすめ」の名称は地域の人と一緒に栽培しているお米のブランド名に使用するなど、松之山で実践女子大学の活動全体を表すキーワードになっています。
この「まつむすめ」を擬人化した5人のオリジナルキャラクターにする企画が去年から進められ、今回ようやく、キャラクター1人のパネルが完成し、松之山温泉の温泉むすめ「松之山棚美」と並んで訪れた人を出迎えました。
小学生
「おもしろい。(黒い髪の子が)いろいろなことを知っていそうで、どんなことを知っているか気になった」
実践女子大学3年 小林茉愛さん
「原案は先輩たちだけど、自分たちが関わったキャラクターがのぼりやグッズなど、どんどん展開していくのがとても不思議だけどやりがいもある。初めとして1人作ったけど、これから5人全員分作って、今後色々なイベントで展示してより皆さんに親しみを持ってもらいたい。この場所が、地域の皆さんが気軽に集まって交流を深められる場所になってほしい」
なお、学生たちは11月8日と9日に行われる実践女子大学の学園祭や東京都日野市、立川市で開かれるイベントにブースを出展し、都内の人に松之山をPRする予定です。
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