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かわにし夢きゃらばん結成30周年!集大成の「幻楽園」稽古が佳境

2025年11月05日 14:25更新

市民劇団「かわにし夢きゃらばん」の自主公演が11月15日(土)に千手中央コミュニティセンターで上演されます。結成30周年の節目を迎えた今年の演目は「ブレーメンの音楽隊」をベースにした物語。本番に向け、稽古に熱が入っています。

かわにし夢きゃらばんは川西地域を拠点に20代から80代までの団員で活動する市民劇団で、1995年に結成されて以来自主公演を30年間上演してきました。結成当初から脚本は十日町市教育委員会の渡辺正範教育長が、演出は東京都にあるオペラ季節館の代表、伊勢谷宣仁さんが務めています。

第26弾となる今回の公演は、グリム童話の「ブレーメンの音楽隊」と「怖がることを覚えるために旅にでた若者」のストーリーを組み合わせた「愛とおそれの物語 幻楽園」です。ダンスや歌を織り交ぜながら差別されていた動物たちが、楽音楽土の里「舞礼免」を目指す様子を描きます。

演出 伊勢谷宣仁さん
「子供向けの物語だが、物語の中に今の高齢化社会の実像のようなものが実は込められている。それを大人のメルヘンというタッチでおもしろおかしく作って、皆さんに楽しんでもらいたい。設立当初はセリフを覚えることすら大変だった。公演を重ねるうちにセリフ覚えも早くなって、表現も豊かになってきた。集大成になればいい」

本番2週間前となったこの日、演出の伊勢谷さんと、東京都在住で振り付けを担当する荒木薫さんも稽古場に駆けつけ、通し稽古をしながら団員たちに熱のこもった指導が入っていました。

団員
「我々は素人の集まりで1年に1回しか演じないが、その1回にやってきたすべてを出せるように頑張りたい。カーテンコールの最高の幸せを味わうために、ドジャースに負けない良い演技をしたい」

かわにし夢きゃらばん 澤口幹夫 代表
「前2作とはガラッと変わったミュージカル仕立てな物語になっている。劇団史上一番歌と踊りが多いと思う。心の中がホッコリとする感動を届けたい。劇団を好きな人が長年いてくれることに感謝したい。そんな気持ちでこれからも続けていきたい」

「かわにし夢きゃらばん」の自主公演「幻楽園」は、11月15日の午後6時30分から千手中央コミュニティセンター千手の森ホールで上演されます。チケットは前売り券が1500円、当日券は1800円で、千手中央コミュニティセンターのほか、段十ろうや食料品と総菜の店「だいも」などで購入できます。

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