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郷土料理になるね!中条小学校5年生が笹おにぎりづくりに挑戦!

2025年11月06日 12:26更新

昔ながらの知恵を使い、災害時の炊き出しでも活用される地元ならではの保存食「笹おにぎり」作りに、4日(火)十日町市立中条小学校の5年生が挑戦しました。

「笹おにぎり」作りに挑戦したのは、中条小学校の5年生33人です。「笹おにぎり」は十日町・中魚沼調理師会の塩川善一会長が20年前の中越地震をきっかけに、災害時の炊き出しで活用できるようにと郷土料理の笹団子などから着想を得て考案しました。

抗菌作用のある笹でおにぎりを包むことで、保存食としてご飯を長持ちさせる狙いがあります。調理師会ではそれから毎年市内の各小学校を訪れ、笹が古くから様々な料理の保存に活用されてきた歴史と笹おにぎりの作り方を伝えています。

5年生はこの秋学校で収穫したコシヒカリで炊いたごはんに、地元で採れたゼンマイや大根菜を混ぜ込んでおにぎりを握ったあと、笹で包みこみました。

5年生
「いつも食べているお米より、自分たちで育てたからおいしく感じた」
「ふだん山菜はあまり食べないけど、おいしかった」
「笹で包むのは最初不衛生だと思ったけど、殺菌作用があると知ってすごくビックリした」

十日町・中魚沼調理師会 塩川善一 会長
「十日町の郷土の味を宣伝するため、地元のお米、笹、山菜などの具を使っている。笹おにぎりを十日町の郷土料理として守っていくために子どもたちに教え始めた。笹おにぎりを知っている子どももいたので、市民に浸透してきていると感じてうれしく思う」

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