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棚田の協議会で初の商品化「つなぐ棚田米」十日町市のふるさと納税返礼品に

2025年12月12日 10:58更新

十日町市つなぐ棚田遺産連絡協議会として初めて商品化した「つなぐ棚田米」が、ふるさと納税の返礼品として15日(月)から提供が始まります。

十日町市つなぐ棚田遺産連絡協議会は、十日町市が農林水産省の「つなぐ棚田遺産」に全国最多となる14地区が認定されていることに合わせ、農業所得の向上や棚田の保全、情報発信などを連携強化しようと、ことし3月に設立されました。協議会として初めての企画となる商品は、池谷・入山、枯木又、三ツ山、星峠、三桶の有志の5地区の棚田で採れたコシヒカリをブレンドし、「つなぐ棚田米」と名付けました。パッケージも十日町の棚田をイメージしたデザインになっています。

返礼品となる棚田米は寄付額に応じて2kgと5kgがあり、精米か無洗米を選ぶことができます。市直営サイト「とおかMATCH」では2kgで寄付額が9000円、5kgは20000円となります。商品には生産者のインタビューや各棚田についての内容が記載されている「タナダレター」も同梱されるほか、複数回発送される定期便も予定しているということです。返礼品提供の事業者はNPO法人地域おこしが担います。

NPO法人地域おこし 福嶋美佳 事務局長
「棚田の生産者がつながるコメとして取り組んでいきたい。棚田を応援するコメとして購入いただけると幸いです」

返礼品の提供開始は12月15日(月)からで、「とおかMACTH」のほか、ふるさと納税の各ポータルサイトから寄付ができます。

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