2022年09月27日 15:45更新
地域の交流の輪を広げようと、十日町市高田町で活動している子ども食堂で津南ポークを使ったタレかつ丼が100円で提供されました。
子ども食堂は、地元の中小企業などが「十日町ワクワク食堂」と名付けて今年3月に立ち上げました。食堂では中学生以下を対象に、月1回のペースで丼ものなどの食事を100円程度で提供しています。利用はテイクアウトのみです。
発起人 山田健一さん
「地域の子どもたちのためになにかできないかと考えた。きっかけは常連さんやお客さん。今の(社会)情勢をみて、話をして、(自分は)料理を作ることならできると。子どもがワクワクしてくれたらいいなと思った」
9月のメニューは、津南ポークのタレかつ丼です。25日は50食を事前予約で提供しました。受け渡し場所は山田さんがオーナーを務める居酒屋「ダイニング成ル」です。昼ごろになると、続々と子どもたちがタレかつ丼を受け取りに訪れました。
受け取りに来た小学生
「えんぴつと消しゴム、お菓子、タレかつ丼をもらった。とてもうれしい」
保護者
「安くておいしくて、子どもがいつも喜んで食べている。(食堂)続けるのは大変だと思うが、毎月楽しみにしている」
ワクワク食堂のメンバーは発足当初6団体でしたが、その後、口コミなどで20団体までに広がりました。食堂の運営費用はメンバーからの支援で賄っています。今では地域の人からもコメ、文房具、おもちゃなどが寄付されるまでになりました。
発起人 山田健一さん
「『お菓子を使ってください』など、ありがたいことをしてくれる人がいっぱいいる。十日町も捨てたものではないなと。子どもが喜んでくれるのが一番。(今後)例えば保育園や公園に出張したりなどして、輪を広げていければ」
「十日町ワクワク食堂」、次回は10月23日(日)、メニューはハンバーガーの予定です。対象は中学生以下の予約制で、電話(025-750-7755)または「ダイニング成ル」のラインから受け付けています。
■十日町ワクワク食堂
場所:十日町市高田町1丁目 ダイニング成ル
電話:025-750-7755
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