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箱根駅伝区間新!“山の妖精” 城西大3年 山本唯翔選手が市長表敬訪問

2023年01月06日 19:49更新

十日町市犬伏出身で、第99回箱根駅伝の往路5区で区間賞を獲得した城西大学3年の山本唯翔選手が6日(金)に関口市長を表敬訪問し、来年の箱根では「エース区間の2区を走りたい」と決意を新たにしました。

山本唯翔選手は十日町市松代地区の犬伏出身です。旧孟地小学校、松代中学校、開志国際高校を経て、現在城西大学の3年生です。一昨年に続き、2回目の出場となった今年の箱根駅伝往路5区で、小田原から芦ノ湖までの20.8キロを1時間10分4秒のタイムで区間新記録を樹立。城西大学初の快挙となる区間賞に輝きました。

山本唯翔選手 提供

チームも総合9位と5年ぶりのシード権獲得に貢献しました。櫛部監督からも「山の妖精になろうぜ」と言われたことでも話題となり、来年の活躍も期待されています。

山本選手は両親の和幸さん、美奈子さんと祖父の文雄さんと一緒に関口市長のもとを訪れ「地域や支えてくれた人のおかげで今回の結果につながった」と応援への感謝を伝えました。

山本唯翔選手
「1年生のときは同じ5区でガムシャラに前に前にという気持ちで走り抜けて、区間6位だったが、チームは総合15位で悔しい思いをした。去年は予選会敗退で今年は絶対やってやるんだと練習に取り組んできた。今回はチーム目標の出場とシード権獲得ができ、個人としてもすごく納得の走りができて、新記録まで打ち立てられたのはうれしく思っている」

関口市長は「十日町市民は山本選手の快走に元気をいただいた。特に松代、犬伏の人は喜んでいる。地元の子どもたちにも『次は自分も』と期待を持たしてくれた。さらに活躍を期待している」と選手を労いました。

また祖父の文雄さんは「小さいころからおとなしくて、こういう選手になるとは思わなかった。これ以上の喜びはない。感無量。これからも頑張ってほしい」と話しています。

山本選手は懇談の中で、来年の箱根駅伝では外国人留学生も多く走る、エース区間の2区を走りたいと決意を新たにしていました。

山本唯翔選手
「山の妖精になれと監督車から言われて走っていて笑っていた。山の妖精は1年生の箱根駅伝の前にコーチから言われたのが始まり。山の神にはまだいっていないのでそれでよかった。小さいころから犬伏で育って、走るのが大好きだった。起伏のあるところや登下校も片道2キロを往復していたのも今の脚力につながっていると思う。おじいちゃんを走りながら見つけることができ、ガッツポーズできたのはうれしかった。現地に来てもらって応援してもらったおかげで好走ができた。ゴールで叫んだのは笑顔でゴールすると決めていたが、区間新記録を確信して最後走っていたので、喜びが出てしまった。来年は100回記念大会の節目の大会。希望はエース区間の2区。今回シード権を獲得できたので、チームとしても総合5位以内を目指しているし、個人としても登りはできるが平地を走れる力が足りないと感じているので、この1年間鍛えなおして、トラックの試合も結果を残しつつ、箱根駅伝では区間上位、総合5位目指して頑張りたい」

この日、山本選手は地元松代の小学校と中学校にも訪問したということです。

山本選手は「十日町に住む子どもたちに良い影響を与えられたのかな。自分が活躍したことが、今後の地元スポーツの発展につながれば。『自分も頑張ればいける』と思ってくれる人が1人でも増えてくれたら」と次世代の活躍に期待していました。

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