2023年03月20日 18:49更新
関東圏に住む十日町市出身者でつくる東京十日町会の総会が5年ぶりに東京都台東区で開かれ、参加者が民謡十日町小唄を踊るなど、故郷に想いを馳せました。
東京十日町会は関東圏に住む十日町市出身者同士の親睦を育み、ふるさとへの架け橋をつなごうと戦後まもなく発足し、現在300人ほどの会員がいます。総会は2年に1度開かれていますが、コロナ禍で開催が見送られ、今回5年ぶりに開かれました。会場には東京十日町会や新潟県人会の会員など96人が集まりました。
事業報告のあとには親睦会が開かれ、十日町市民謡協会やゴスペルグループ「SOULMATICS」と東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校の生徒による「天神囃子」が披露されました。
最後は参加者も参加して民謡「十日町小唄」を踊り、ふるさとに思いをはせていました。
東京十日町会 春日寛 会長
「童謡『故郷』には『志を果たして いつの日にか帰らん』とあるが、誰も帰っていないので、その思いの分をこの会でやっているのではないか。やっぱりふるさとは育ったところ。新潟県人会の祝賀会に行っても、動員力は十日町会がダントツ。今後は架け橋として、ふるさと納税とかを進めていきたいし、若い人たちにも入ってきてほしい」
関口市長
「皆さんの待ちに待ったというエネルギーを感じた。久しぶりに東京十日町会の皆さんのお顔を見れて良かった。人口減少社会の中でご縁のある方々が十日町を応援してくれる、そういった方の人数をどれだけ増やすかというのがとても大事だと思っている。こういうお付き合いをしっかりやった自治体がこれから生き残っていける」
Copyright (C) 2024 十日町タウン情報 All rights reserved.