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まつだい棚田バンク 会員とFC越後妻有が稲刈り

2023年10月05日 12:41更新

首都圏などから集まったまつだい棚田バンクの会員およそ200人が、地元の女子サッカーチーム、FC越後妻有のメンバーと一緒に農舞台近くの棚田で稲刈りとはさがけを楽しみました。

棚田の稲刈りは9月30日(土)・10月1日(日)、2日間にわたって行われ、首都圏などから集まった延べ200人が参加しました。この日は東京都や埼玉県などから、およそ80人の会員が参加し、地元農家から指導を受けながら、女子サッカーチームFC越後妻有のメンバーと一緒に稲刈りとはさがけに汗を流しました。

東京から参加者
「稲刈りは9年目くらいになる。地域の住民と力を合わせて、何かをやるというのがなかなか都会だと機会がないので、子どもにとって人生経験にいいと思う。大人もこの自然の中で伸び伸び、ふだんと違う作業をして楽しい」
「刈るのは重たくて疲れるが、自分たちで稲刈りをしてお米を食べられるのは楽しい」

「まつだい棚田バンク」はNPO法人越後妻有里山協働機構が大地の芸術祭の一環として2003年から取り組んでいる農業プロジェクトです。担い手が不足する松代地区で地域外の人たちに会員になってもらい、棚田の維持保全に関わってもらいます。

NPO法人越後妻有里山協働機構 石塚康太さん
「棚田バンクのイベントは長い期間やっているが、リピーターが多くいる。最近は家族連れの新規の人が増えてきている。地域の人たちと地域外の人たちが一同に集まり活動できるという交流の場を作り、いろんなコミュニケーションを取り、広いコミュニケーションになることが目標」

この日のお昼休憩には棚田の新米を使ったカレーライスが参加者に振る舞われました。

このあと、FC越後妻有のメンバーが「稲穂ダンス」を披露し、参加者と一緒に実りの季節を祝いました。会員にはそれぞれの出資額に応じて、11月初旬に収穫したお米が発送される予定です。

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