2023年10月06日 20:00更新

十日町市水沢地区の産業について知ってもらい、将来の仕事選択に役立ててもらおうと、十日町市立水沢中学校の1年生が6日（金）、大工や美容師、バーテンダーなど6つの仕事を模擬体験しました。

この体験学習は、地域を支える産業に興味をもってもらい、将来の就業に役立ててもらおうと水沢商工会青年部が毎年開います。今年は1年生34人が参加し、地元の建築業や美容業、飲食業など6つの事業所のスタッフから、仕事内容や実際に使っている道具の説明を受けたあと、仕事を模擬体験しました。

1年生は6つの班に分かれ、カンナを使って材木を削ったり、ホテルのバーで提供されているノンアルコールカクテルをシェイカーを使って作ったり、マネキンの髪の毛をバリカンでカットしたりしました。

生徒
「いろんな仕事があることを知れて楽しかった。将来の職業は決めてないけど、髪の毛のカットを体験してみて美容師もいいなと思った」
「マッサージ師になりたいと思っている。今回体験できてよかった。マッサージの資格を取るために勉強を頑張りたい」

美容師 富井達也さん
「髪を切る楽しさを1番伝えたかった。美容師は楽しいし、喜んでもらえる仕事なので、ぜひやってもらいたい」

水沢商工会青年部 山田太一 副部長
「実際に仕事を体験してもらうことによって、仕事でどんなことをしているのか、どんな職業があるかを知ってもらい、将来は地元に戻ってきて、この地域を盛り上げてほしい」

このあと1年生は体験の振り返りをし、来年度に職場体験をすることになっています。