2023年10月19日 09:10更新
今年収穫された十日町産コシヒカリのナンバーワンを決める「米米米グランプリ」が18日(水)、十日町市高田町にあるラポート十日町で開かれました。今年は猛暑に水不足と農家にとって厳しいコメ作りとなりましたが、結果はどうだったのでしょうか?
このコンテストは魚沼産コシヒカリの品質向上に繋げようとJA十日町が毎年秋に開いています。
柄澤和久 会長
「自分のコメがどのような位置付けられるかを知るために、JA管内での食味コンテストが始まり、それが生産者の励みになる。どれも甲乙つけがたいが、審査員の好みで選んだ」
コンテストにはJA十日町管内の生産者34人がエントリーしました。1次予選ではコメを分析機にかけ、水分量や、タンパク質の含有率、整った粒の割合などの値が審査されました。
2次予選では実際に米を炊いてご飯のツヤをみる保水膜量を計り、最終的に残った上位4点が「食味」を判断する最終審査に進みました。
18日(水)は、関口市長や十日町のJA関係者など7人の審査員が4つの炊きたての魚沼産コシヒカリを食べ比べました。
審査の結果、松之山の小野塚明さんのコシヒカリが最優秀賞に選ばれました。
関口市長
「今年は農業者の苦労は大変だったと思う。最後まで頑張ってもらった。等級に関係なく食味は変わらないことが改めて確認できた。みんなおいしかった。十日町のコメは、ますます評価が上がる」
柄澤和久 会長
「形状と食味はイコールではないことを、改めて確認してもらえたことが大きい。コメは健康にも良いのでぜひ食べていただきたい」
表彰式は今月28日(土)、JA十日町本店で開かれる農業祭で行われます。
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