2024年01月19日 15:32更新

今年もお世話になります！

十日町市川西地区で高齢者の家の雪下ろしを行うボランティア団体「夢雪隊」の活動がシーズンに入り、さっそく18日（木）に平日隊の3人が屋根上の作業に汗を流しました。

夢雪隊は自宅の雪下ろしができない高齢世帯の助けになろうと川西地域の若者たちが立ち上げた団体で、活動開始から今年で実に29年目を迎えます。

メンバーは去年から3人増え現在40人の隊員が所属しています。夢雪隊は平日隊が1隊と、土日に出動する休日隊が3隊いて、計4隊体制で積雪の状況に応じて活動します。希望する世帯は民生委員との相談を経て申請を行い、今シーズンは川西地区にある4世帯の雪下ろしを隊が担います。

今年の活動初日、平日隊の3人が集まり小根岸にある1人暮らしの高齢者の住宅に残る屋根の雪を下ろしました。屋根の雪は70センチほど。雨でしまって固くて重たい雪でしたが隊員たちは手際よく作業し、1時間程度で完了しました。

隊員2年目
「だいぶ重たかった。消防団の分団長に勧められ、若い人も少ないので自分で良ければと思って入った。やって良かったと思う。今後も続けられれは続けたい」

夢雪隊 渡貫文人代表
「喜んでもらおうとやっている。作業は大人数でやるので危険が無いか確認しながらやっている。作業はスポーツをやっている感覚で話をしながら、疲れない程度に無理せずにやっている。ホントは夢雪隊の必要が無い環境が良いのだが、とりあえず我々のような団体が地域にあることが良いと思う。大勢の人数で活動した方がいいので、今後もいろいろな人に参加してほしい」

無雪隊は発足から昨シーズンまでに延べ296世帯の雪下ろしを行ってきました。シーズンあたり1世帯につき、2回から3回ほど雪下ろしを行っていて、今後も積雪の状況をみて活動が続きます。あわせて夢雪隊では活動に協力してくれる新たな隊員を引き続き募集しています。

■スノーボランティア夢雪隊事務局
・十日町市社会福祉協議会川西支所 　(新潟県十日町市水口沢71)
・電話：025-768-3343