2024年03月28日 14:16更新
4月から新たに十日町市街地と吉田地区を結ぶ市営バスの運行が始まります。マイクロバスには発着地の「絵本と木の実の美術館」をイメージしたラッピングが施されました。
4月から運行する市営のマイクロバス
車体には発着地の「絵本と木の実の美術館」をイメージしたデザインがラッピングされています。デザインはNPO法人越後妻有里山協働機構が担当し、大地の芸術祭で鉢集落の人たちと美術館をつくった絵本作家、田島征三さんの絵本「はたけうた」の世界が表現されています。
また、車の後方には田島征三さんが描いた美術館に棲んでいるオバケ「トペラトト」があしらわれています。このラッピングバスが走る吉田線は、南越後観光バスが運行していた路線バスの「鉢線」が利用者の減少により3月末で休止になることから、鉢集落までの路線存続と大地の芸術祭に訪れる観光客の足として、4月から新たに市営路線として設けられました。
運行は十日町地区タクシー協会が担います。区間は絵本と木の実の美術館からクロステン十日町までで、片道の所要時間は約50分。平日のみの運行で1日5往復します。市街地では十日町総合高校前、十日町病院前、十日町駅東口前などに停留し、吉田地区内ではバス停に限らず希望する場所で降りることができます。
運賃は片道200円で、回数券や高校生のみ利用できる定期券もあります。また4月から6月までは試行運行のため無料で乗車できます。詳しい運行時刻は市報とおかまち3月10日号をご覧ください。市のホームページでも確認することができます。市報3月10日号P8
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