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全国の愛好家が愛でる着飾る!十日町織物産地特別招待会

2024年05月10日 18:27更新

着たら離せぬ 味のよさ!

全国のきもの愛好家を十日町市に招待し、地元メーカーの商品や製造文化に触れてもらう展示商談会が道の駅クロステン十日町で10日(金)から始まりました。

この催しは、全国のきもの愛好家を織物や染物の総合産地である十日町市に招待し、地元メーカーの商品に直に触れて品質の高さを感じてもらう展示商談会です。12回目の今回は10日(金)から13(月)にわたって開かれ、市内6つの着物商社が日頃取引をしている顧客約250人を全国から招きました。

会場には、市内13のメーカーのブースが並び、新作を中心に夏用の「ちぢみ」から帯締めなどの小物まで幅広い商品が並びました。

訪れた人は気に入ったデザインの反物を実際に体に合わせて、着心地や触り心地など、十日町産の品質の高さを実感していました。

群馬県から
「反物を見てすてきだと思ったが、着付けてもらったらさらにすてきに仕上がった。いつもは選ばないものを選んでみた。こんなにいっぺんに着物を見る機会がないので、とてもいい時間が過ごせて幸せ」

神奈川県から
「1番最初に目に留まったのがこの着物だったが、この会場で1番いいものだった。すごくかっこよくないですか?これを浅草で着て歩いたら大変なことになると思う。やっぱり着物は素晴らしいの一言に尽きる。だから十日町の着物は世界に認められたほうがいいと思う。そのくらい着物がすてき。」

吉澤織物㈱ 樋熊芳雄さん
「着物や呉服の業界で着てくれる人が少なくなってきた。こうやって皆さんに来てもらって楽しく着付けしてもらえると、私たちも作りがいがあってうれしい」

実行委員会 ㈱いつ和代表取締役 阿部昇さん
「着物の販売だけでなく、十日町全体を見てもらう機会になるので、地場産業の振興につながると思う。先人が創ったものだが、現代の私たち技術産業の力がなく、売り上げを落としてしまった。地域外からの売り上げを伸ばさないと十日町がよくならないので、これからも活動していきたい。自分たちで作ったものは、自分たちの小売屋で売っていくというのが私は1番いいことだと思う。これをきちんと伸ばして後世に残していきたい」

なお十日町商工会議所によりますと、今回の招待会全体の売上実績は目標の1億5000万円を大きく上回り、2億575万円に達したということです。

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