2024年07月19日 15:59更新
8月25日の十日町おおまつりの大民謡流しに参加する十日町中学校の2年生が18日(木)から、会場で踊る十日町小唄と深雪甚句の2曲の振付を練習しています。
十日町中学校では地元の地域行事を盛り上げようと、2年生とその保護者が毎年十日町おおまつりの大民謡流しに参加しています。この日は今年最初の練習が行われ、2年生67人が長年大民謡流しに参加している地元町内のボランティア3人を講師に十日町小唄と深雪甚句の2曲の振付を1時間にわたって習いました。
どちらの曲も雪国の暮らしの様子を表現するもので、雪を払う仕草などが振付に取り入れられているのが特徴です。生徒の中には小学生時代に十日町小唄を踊ったこともある人も多くいます。一方、深雪甚句は多くの生徒にとって初めて経験する振付で、両手で額の前に円を描く動きに苦戦する姿も見られました。
練習の最後には、前や横の人との間隔を意識するように心がけ、本番のように陣形を組んで踊りました。
2年生
「深雪甚句の手を回したりするところが難しかったので、覚えることが大変だった」
「十日町の伝統なので伝統が潰れないように、みんなでつなげて頑張っていきたい」
町内会ボランティア 根津ミヨ さん
「踊りを教えているのは地元の十日町小唄や深雪甚句なので、継承していきたいということが一番だと思う。継承することも続けていくことも大変なので感謝と尊敬をしている」
十日町おおまつりの大民謡流しは、8月25日の午後7時から本町2丁目と本町3丁目の間で行われる予定です。
Copyright (C) 2024 十日町タウン情報 All rights reserved.