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ひきこもり経験者の心の表現を見に来て 第11回ねころんだ展

2024年07月26日 12:18更新

ひきこもりや不登校を経験した人が心を込めて作った作品展「ねころんだ展」が、十日町市市民活動センター十じろうの市民ギャラリーで25日(木)から始まりました。

この作品展は十日町市を中心に、不登校やひきこもりに悩む当事者やその家族を支援する市民団体「フォルトネット」が開いたもので、今回で11回目となります。フォルトネットでは悩みを抱える人が気軽に集える居場所としてオープンスペース「ねころんだ」を昭和町に開設していて、10代から60代まで年間で約40人に利用されています。作品展はここで過ごす人たちが好きなものに没頭した成果を多くの人に見てもらい、社会とのつながりや自分を見つめ直すきっかけにしてもらおうと定期的に開かれています。

フォルトネット 関口美智江 代表
「利用者の創作能力がすごい。自分たちの発表の場としてやってみないかと尋ねたら、みんながしたいと言ってから11年経った」

今回は水彩画やイラスト、切り絵、編み物など、ねころんだの利用者14人の作品約40点が会場に並びました。これはスクラッチアートです。専用の紙とペンを使って水に浮かぶ花や魚を描いています。

制作した人
「水面に咲く花は夏らしさをイメージして描いた。見てもらった人にほしいと言う人もいて、その時は嬉しい気持ちになったり、また頑張って新しい作品をつくろうと思った。ねころんだを利用している人とも交流ができて、いいきっかけになった。いつか自分だけの個展をしてみたい」

フォルトネット 関口美智江 代表
「一般の人からも来てもらって、こういう展示会があることを知ってもらいたい。優しくなれる時間が過ごせる、そんな空間を設定しました。よろしかったら見に来てください」

第11回ねころんだ展
日時:7月25(木)~8月5日(月)※十じろう休館日は毎週火曜日
   午前9時から午後8時30分(最終日は午後3時まで)
場所:十日町市民活動センター十じろう 市民ギャラリー 入場無料

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