2024年10月23日 14:26更新
十日町市とJCV上越ケーブルビジョンは、災害が発生した時に市民に対して必要な情報を提供し、平時から互いに協力して地域の防災力向上に取り組む協定を23日(水)に結びました。
災害時における防災活動に協力する協定を結んだのは、十日町市とJCV上越ケーブルビジョンです。具体的には地震や風水害、豪雪災害が発生したときに、市が把握する被災状況や避難所の開設状況などの緊急情報を、映像や写真を活用してJCVが運営するテレビのコミュニティ放送やインターネットサイト「十日町タウン情報」を通して市民に広く発信します。また平時からライブカメラなどの情報通信技術を活用した情報共有や連携を深めて地域の防災力の向上に取り組みます。
十日町市役所で開かれた締結式には、関口芳史市長とJCVの齋藤俊幸代表取締役社長が出席し、協定書に調印しました。
十日町市 関口芳史 市長
「今日は中越地震より20年目のその日。この日に協定を結べることが意義深いと感じている。我が家でもケーブルテレビを見ているが、JCVの取材は私から見ると「よくぞここまで」と私の知らないことがどんどん出てくる。そうした機動力や取材内容に関しても深く見てもらっていると思っているので、そうしたことが災害時において迅速に市民へ情報が届られることは力強く思う。こういた環境が積み重なっていくことで十日町市の防災力が更に強化されることになる」
JCV 齋藤俊幸 代表取締役社長
「今インターネットが充実しているのでSNSも含めてWebを通じて、いろんなツール、媒体で情報発信をやっていく。例えば大雨のとき、どこの地域に水があがっているとか、細かなエリアごとにいろんな形でこれまで提供してきた。今後もそういった活動に進めていくことになると思う。地域の方々の安全安心が第一だが、我々スタッフの安全安心も重要な要素なので、常に一人で行動せずに、チームで複数の人間が取材活動を進めていく体制をとっていく」
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