2024年12月11日 15:58更新
人や物の動きが活発になり、犯罪や事故が増えやすい年末を前に、特殊詐欺や空き巣などの被害防止や交通安全を呼びかける特別警戒パトロールの出発式が10日(火)に十日町警察署で開かれました。
特別警戒パトロールは年末にかけて増える特殊詐欺や交通事故を防ぐため、大みそかまでの間、県内一斉に巡回を強化するものです。十日町署の出発式では署員や管内の防犯ボランティア団体などから21人が参加し、パトロールに向けて士気を高めました。
十日町警察署 太刀川弘栄 署長
「地域の人が穏やかに新年を迎えられるよう、地域の人の安全と安心を確実に確保する必要がある。パトカーの赤色灯を点灯させた街頭警戒活動をより一層強化し、金融機関やコンビニエンスストアなどには積極的に立ち寄り、時には来店している高齢者に直接声かけをし、特殊詐欺をはじめとした犯罪被害防止を徹底して行うようお願いしたい」
このあと早速、パトカーと青色回転灯パトロール車合わせて11台が管内のパトロールに向けて出発しました。十日町署によりますと、ことし管内の特殊詐欺被害は10月末時点で2件発生し、被害額は約283万円にのぼりました。去年に比べると件数は3件減っていますが、被害額は187万円増えています。
また空き巣や車上荒らしなどの窃盗被害も増加傾向にあり、警察では施錠の徹底を呼びかけています。
Copyright (C) 2024 十日町タウン情報 All rights reserved.