2024年12月20日 14:36更新
十日町市道本町西線の西田川橋の隣に新たに歩道橋を架ける工事がこのほど終わり、橋の完成を祝って19日(木)に渡り初めが行われました。
新たに開通したのは、市道本町西線にある西田川橋の横に設けられた長さ36.4m、幅2mの歩道橋です。
渡り初め式には市長や市議、地元の関係者など約10人が出席し、橋の完成を祝いました。そして橋の近くにある、きらきら西保育園の年長園児20人も参加して渡り初めをしました。
園児
「今度は自転車でお父さんと通ってみたい」
「またみんなで渡って散歩をしたい」
市道本町西線は国道117号線と並行して中心市街地にアクセスする重要な幹線道路ですが、西田川橋にはこれまで歩道がありませんでした。きらきら西保育園の園児が散歩などで外出するときは、車が通るすぐ横を歩く危険な状況で、未就学児の交通安全対策を考える国の緊急点検で整備候補に挙がっていました。
また冬場は路肩に雪が溜まり歩きにくいほか、消雪パイプの水がはねて歩行者にかかるなど、地元からも改善を要望されていました。
新たに歩道橋を架ける工事は令和4年から始まり、深夜に西田川橋を通行止めにしてクレーンを使って橋げたを設けるなど約3年に及びました。事業費は3億2000万円となっています。
大井田地区振興会 池田則夫会長
「特に冬場は水がはねたり歩行者は困っていた。いい歩道橋ができて良かった」
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