2025年01月21日 16:37更新
松之山地域の歴史や文化を題材にした「ふる里かるた」の大会が18日(土)に松之山公民館で行われ、地元の親子25人が地域の魅力を再発見しました。
「松之山ふる里かるた」は平成15年に当時の小中学生から読み札の内容や絵札のデザインを募集して作られました。松之山を代表する野鳥「アカショウビン」や伝統行事の「むこ投げ」など、地域の歴史や文化、風習を題材にした46組の絵札と読み札で構成されています。松之山公民館では、新春のイベントとして毎年1月にこのかるたを使った大会を開いています。
松之山公民館 深澤達彦さん
「熱気むんむんですごい。何回も参加している子は上の句を詠んだら下の句がすぐにわかる。松之山を離れてもこのかるたで地域を思い出してほしいという思いがある。句をどんどん頭の中に入れてほしいという思いです」
この日は地元から集まった親子25人がグループに分かれ、松之山朗読会のメンバーが詠む句に注意深く耳を傾け、絵札を取り合いました。
中には悔しくて泣きだす子どもや、同時に札に手を重ねた時に両者一歩も引かず、じゃんけんで勝ち負けを決める白熱の場面も見られました。
参加した子ども
「14枚取れた。最初の文字を覚えておけば、だんだん取れるようになる。」
「大人のグループで大変だった。2位になれた。去年、中高学年の部で優勝したこともあって、頑張ったので第2位になった。最初のほうで大人の人に結構取られて、差を付けられたが準優勝できてよかった」
参加した子どもと母
子ども「いっぱい取れた。53枚取れた。1位だった。おうちで練習してきたからたくさん取れた」
お母さん「私は5位になった。いろいろ松之山のことが書いてあって、みんなが知ることが出来ていいなと思った」
なお「松之山ふる里かるた」は松之山公民館で1000円で販売されています。
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