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十高100周年記念講演会に元侍JAPAN監督の栗山英樹さんが来校

2025年05月29日 16:22更新

県立十日町高校の創立100周年を記念して2023年の第5回WBCで侍ジャパンを優勝に導いた元日本代表監督の栗山英樹さんが28日(水)の講演会に招かれ、全校生徒605人に夢との向き合い方について話しました。

この講演会は県立十日町高校の創立100周年を記念して開かれました。栗山英樹さんは1984年にヤクルトスワローズに入団し、外野手として1990年まで活躍しました。現役引退後は野球解説者や大学教授などを経て、2012年に北海道日本ハムファイターズの監督に就き、10年間にわたりチームを率いました。

さらに2023年のWBCでは、侍ジャパンの監督としてチームを3大会ぶりの優勝に導きました。また日本ハムの監督就任直後の2012年ドラフトでは、当時高校生だった大リーガーの大谷翔平選手をドラフト1位で指名し、その後の「投打二刀流」の実現を大きく後押ししました。

十日町高校の創立記念日のこの日、講演自体はメディア非公開となりましたが、栗山さんは全校生徒605人にそれぞれの夢との向き合い方について熱心に語りかけました。また栗山さんは講演の前後にステージから降りて積極的に生徒達と交流を図り、質疑応答では気さくに生徒たちの疑問に答えていました。

生徒の質問    「大谷翔平選手以外で可能性を感じた選手は?」
栗山英樹さん 「中田翔の能力は抜群。どちらかというと努力がうまくなかった。すごく器用で全部できてしまったから努力をするのが難しい。大谷翔平は才能もあるし努力もできた。だから、いまだに気になるのは中田翔。『中田、ちゃんとやれよ!』ってなる」

栗山英樹さん
「十日町・新潟・日本のみんなの線引きがなくなってきている。世界が近くなって、どこからでも人材が出てきて勝負ができる時代になってきた。1人でも多く、自分たちがモノを変えてやると思ってもらえるとうれしい。生徒たちは純粋でこんなにいい子たち。純粋なまま社会に出て人生が豊かになる社会を作る責任が大人たちにはあると感じた」

なお、十日町高校と記念事業実行委員会は100周年の記念事業としてこれから10年間毎年、著名人を招いた講演会を企画していく考えです。また今年11月8日には創立100周年の記念式典が開かれます。

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