十日町タウン情報

  1. 十日町タウン情報
  2. JCVニュース
  3. 公募展の入賞作などを展示 下条のアマチュア画家 生越清允さんがギャラリー開設

公募展の入賞作などを展示 下条のアマチュア画家 生越清允さんがギャラリー開設

2025年06月18日 11:17更新

絵画の県内公募展で数々の入賞経験がある生越清允さんが14日(土)、自らの作品を展示する常設ギャラリー「絵画館 彩時季」を十日町市下条の自宅敷地内にオープンしました。

生越清允さんは十日町市美術協会会員で、十日町市下条に住む現在80歳のアマチュア画家です。

常設ギャラリーとして新しくできた「絵画館 彩時季」には生越さんがこれまで十日町市や小千谷市の市展で市長賞を受賞した作品や県展で入選した作品など約20点が展示されています。

生越清允さん
「時々絵を見せてほしいと言われたことがあり、ほかにも自分の絵を見たい人がいることがわかったので作品を眠らせておくよりも見てもらった方がよいと思い、ギャラリーを作った」

生越さんは平成元年に父親の稼業を引き継ぎ、きものやTシャツなど生地に印刷するためのスクリーンを製造する「オゴセスクリーン」の代表を務めていましたが、きもの業界の衰退や生越さん自身が年齢を重ねたこともあり、平成29年に会社を閉じました。

本格的に絵画に取り組み始めたのはそれからで独学で技術を身につけ、主に妻有地域の自然や街並みなどを題材に写実的な描写の表現に力を入れ、日本画と洋画の二刀流で筆を執ってきました。

生越清允さん
「きちっとする仕事をしてきたのでその正確性が身についているので、絵もきちっと描く癖が出ている。これまでも仕事は習ったのではなく自分で開発してきた。なんでも考えれば何とかなるので絵もそういう調子でやってきた。ギャラリーには作品や美術雑誌もあるので、お茶でも飲みながらゆっくりできるひと時を提供できればいい」

「絵画館 彩時季」はオゴセスクリーンの工場跡にある応接間や事務室などを友人の手を借りて改修したもので、三つの部屋にそれぞれ、日本画と洋画、それに水墨画を展示しています。作品は今後入れ替えも予定されています。

絵画館 彩時季
■開館日時: 第2、第4土曜日 9:00~18:00
■場所:十日町市下条2丁目165-1
■入館料:無料
■問い合わせ:TEL025-755-2356

この記事が気に入ったら
十日町タウン情報にいいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterで十日町タウン情報をフォローしよう!

Copyright (C) 2025 十日町タウン情報 All rights reserved.