2025年06月21日 09:00更新
犯罪や非行のない社会をめざす「社会を明るくする運動」の強化月間が、7月から全国で始まります。これに先立ち、十日町・津南地区保護司会に向けた内閣総理大臣のメッセージが、19日(木)に十日町市役所で伝達されました。
この運動は法務省の呼びかけで始まり、保護司をはじめ、更生保護女性会や地域ボランティアが連携して、犯罪や非行をした人の立ち直りを支援しようと全国で展開しているものです。
この運動の強化月間である7月に先駆けて石破茂内閣総理大臣からのメッセージが十日町・津南地区保護司会に届きました。この日は会の代表6人が市役所に集まり、代表して服部安英会長が関口市長の前で読み上げました。
強化月間に合わせて、十日町・津南地区保護司会では地元の小中学校を訪問して、非行や不登校の実態について各校長に聞き取りを行うほか、生徒に向けて犯罪・非行防止の講話を実施します。また7月1日(火)には、更生保護女性会が管内のスーパーなどで街頭啓発活動を行う予定です。
また、去年滋賀県大津市で保護司が保護観察中の男に殺害された事件を受け、十日町・津南地区保護司会では、対象者への対応を2人体制で行ったり、自宅ではなく市内の公共施設を使って面談を行うなど、安全面への配慮を強化しているとのことです。
十日町・津南地区保護司会 服部安英 会長
「新潟県に21の保護司会があるが十日町・津南地区は毎週月曜日の午前中に十日町津南地区更生保護サポートセンターを開き相談を受けたり、段十ろうや各支所を借りて対象者と面接を行っている。市の施設を借りているのは県内の保護司会でも珍しく市が協力的でありがたい」
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