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十日町おおまつり2日目 おいよい!建造から230周年の八角みこしの巡行はじまる!

2025年08月26日 23:54更新

十日町おおまつり2日目、本祭となる諏訪神社の秋季大祭が26日(火)に始まりました。全国的にも珍しい八角みこしが制作されてから230年の節目の年を迎え、新たな歴史の1ページを刻みました。

諏訪神社の八角みこしは、西暦1795年に宮殿師、竹内平四郎によって京都で作られ、京都祇園の西御座、東京佃島の住吉神社のみこしとあわせて「日本三大八角みこし」と呼ばれています。境内では午後0時30分から、みこしの出発を告げる「発輿祭」が行われました。本殿で神事が執り行われると、重さ約800㎏の八角みこしが境内中央に運び出され、恒例の餅まきが行われました。

諏訪神社協賛会 西方勝一郎 会長
「今から230年前に京都で作られ、十日町に納められた日本で三基しかない八角みこしの発与となった。この八角みこしが64町内の氏子の皆さんの家の前に来るのを待ち望んでいる。大勢の担ぎ手の力で市民に元気と勇気とそして大きな感動を与え、このお祭りを盛り上げてもらいたい」

諏訪神社を出発した八角みこしは本町通りや西部地区、昭和町などを練り歩きました。午後3時前に突然の雨に見舞われましたが、予定通り無事に本町2丁目の御仮屋に到着。着輿祭の神事が執り行われたあと、おいよいの会の根津則幸 新会長による「おいよい三唱」と、祝い唄の「天神囃子」で初日の渡御を締めくくりました。

おいよいの会のメンバー
「やっぱり、いいお祭りにしたい。明日ももう一日いいお祭りにしたい、その一言。きょうは雨で大変だった時もあったけど、いいお祭りさせてもらった。十日町のお祭りは『おいよい!』の一言。おいよいはお祝いで、年に一度氏子のもとに氏神様が来るんだから。明日ももう一日いいお祭りにしたい」
「最高です。今日寝れるかどうかわからない。明日もあるんでケガなく頑張りたい。明日も晴らしたい。おいよい!」


 

午後6時30分からラポート十日町前で上町、下町、宮下の三俄による競演が行われました。俄は各町内を練り歩く舞踊やお囃子のための移動舞台です。上町俄を始めにそれぞれの俄が舞踊を2曲披露し、ラストは三つの俄がそろって回転して、迫力のあるパフォーマンスを披露すると、沿道に集まった観衆から大きな拍手が沸きあがりました。

下町若衆連中 親方 森本英明さん
「楽しかった。三俄でいい競演ができたと思う。ご町内の皆さんも若衆も楽しんでくれたと思う。緊張もしたけど、うまくいったと思う。まだ一日あるが頑張っていきたい。若衆が喜んだ顔が見えてとてもよかった。来年も38町内に元気を届けられる祭りになれば。楽しみにしている。また来年もいい三俄ができれば」

上町俄若衆連中 親方 関口多聞さん
「ことしもよかった。廻しでは離れて見ていたが、壮観で綺麗で良かった。今日は途中、雨が降られてみこしは大変だったが、俄は雨がほとんで当たらなかったので、明日も雨が降られないでまわれると良い。おおまつりは準備が大変だけど、集まるとみんなの顔が見れてかけがいのない時間が過ごせる」

宮之下俄若衆連中 親方 塩川和博さん
「どの俄も素晴らしかった、宮下俄も素晴らしい踊りと楽工を披露してくれたので、いい競演だった。このあとも事故ケガ等が無く今年も終えて、これから引き継ぐ人たちが出てきてくれるといい。自分たちの子どもや孫世代にぜひ続けてもらいたいし、若い人たちが楽しくやれれば続けられると思うので、これからも自分たちが楽しくやっていきたい」


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