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目標額は700万円 神宮寺観音堂の茅葺屋根の大規模改修をGCFで支援へ

2025年10月02日 13:42更新

平安時代に創建されたとされる県指定文化財、神宮寺観音堂の茅葺屋根の大規模改修を支援しようと、十日町市は10月7日(火)からふるさと納税によるガバメントクラウドファンディングを実施します。

             写真提供:十日町市博物館 「改善前の神宮寺」

十日町市四日町にある曹洞宗の寺院、神宮寺はこの地域の鎮守として平安時代初期の802年に建てられたと伝えられています。観音堂は江戸時代後期の1782年に再建された茅葺屋根の建築物で平成3年に境内にある山門と一緒に新潟県文化財に指定されました。

神宮寺では観音堂か山門のいずれかの茅葺屋根の補修を毎年6月を目安に行っていましたが、観音堂の屋根の頂上部分にあたる「ぐし」が昭和2年の修繕を最後に老朽化が進んでいること、さらに来年7月には33年に一度の長期大開帳が控えていることから、「ぐし」の改修と屋根の葺き替えを行う大規模改修をことし4月から始めました。

この改修費用は当初見積もりで約3500万円かかるということです。神宮寺の竹内俊道住職は「茅は痛むのが早く維持がたいへん。寺の中にも重要文化財があり伝統的な物なので、後世に残すために茅葺にこだわりたい」と話しています。

十日町市ではこの修繕費が多額であることから、市内文化財の保存を進める目的でふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディングを実施します。取扱いサイトは「ふるさとチョイス」で、期間は10月7日(火)~12月31日(水)まで。寄付の目標金額は700万円となっています。

関口市長
「十日町としてもプロジェクトの対象の神宮寺や関係者と共に積極的PRを行って、プロジェクトに対する賛同を広げていきたい」

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