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十日町市神明町の正念寺で落慶法要 約100年ぶりに本堂・庫裏を建て替え

2025年10月23日 16:38更新

十日町市の神明町にある浄土真宗大谷派の正念寺の本堂と庫裏が約100年ぶりに建て替えられ、約50人の門徒が参列して完成を祝う落慶法要が19日(日)に厳かに営まれました。

正念寺は、「東本願寺」を本山とする真宗大谷派の寺院として、300年以上前に創建されました。今回建物の老朽化に伴い、1900年の十日町大火で建物が全焼してから約100年ぶりに本堂と庫裏が建て替えられました。

建て替え前

建て替え後

新築工事は約4年に渡り、庫裏が令和3年から、本堂は令和5年から行われていました。本堂の広さは100坪ほどで、以前の本堂より1.5倍ほど広くなり、より多くの参拝者を受け入れることができるようになりました。

また庫裏には法要や御斎を行える40畳ほどの大広間や、親族が通夜や葬儀を執り行える部屋が備えられました。

大広間

正念寺 渡辺正志 住職
「私たちのお浄土を表すお正厳がキチッと完成され、皆さんに来てもらえる場所になった。人としての生活を喜んでもらえる場所を伝えたい。檀家だけでなくすべての人に思ってもらう場所にしたい」

この日は建物の完成を祝う落慶法要が営まれ、地元の門徒など約50人が見守る中、近隣から集まった同じ宗派の僧侶12人が1時間以上にわたってお経を読み上げました。また新築工事の関係者に感謝状が渡辺正志住職から手渡されました。

建設委員会 小山俊樹 委員長
「この本堂が何十年も先、何百年も先、私たち子どもや孫 その孫まで、門従や地域の人の心のよりどころとなり宝となっていく」

正念寺 渡辺正志 住職
「先代や歴代の住職からつながれてきた、その法の灯火を閉ざすことなくこれからも努めていく。是非みなさんからより一層ご聞法いただきたい」

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