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十日町市新市誕生20周年記念式典 次の地域の発展に向けて思い新たに

2025年11月04日 16:57更新

十日町市と川西町、中里村、松代町、松之山町の旧5市町村が合併してから今年で20年の節目を迎え、記念式典が1日(土)に開かれました。約300人の参加者たちがこれからの地域の発展に向け、思いを新たにしました。

十日町市は2005年に旧十日町市、川西町、中里村、松代町、松之山町の5市町村が合併し、今年で新市誕生20周年を迎えました。記念式典には約300人が参加し、市内の3つの高校から代表生徒7人が登壇して「市民憲章」を順番に朗読しました。

十日町総合高校 生徒会長 丸山梨花さん
「朗読は短い文だったが一生懸命読めたし、緊張もしたが楽しかった。とにかく聞きやすい声でセリフの一音一音をはっきり発音することを意識しながら読んだ。今よりも活発で明るい十日町市になってほしい」

また、地域活性化に向けて積極的な活動を行ってきた4つの団体と1人に市から感謝状とトロフィーが贈られました。このうち地域おこし協力隊の活動を支える一般社団法人里山プロジェクトは、中山間地の集落機能の維持や協力隊退任後の定住に向けた取り組みが評価されました。

一般社団法人 里山プロジェクト 小山友誉 代表理事
「我々のような外から来た人間にしっかりとした舞台やチャンスをたくさんもらい、『失敗しても大丈夫』という雰囲気の中で一生懸命頑張らせてもらった。私たち自身が十日町市の皆さんにしてもらったようにみんなで一緒に盛り上げていけるように頑張っていきたい」

式典の最後には川西地域出身で愛知大学文学部教授の山田邦明さんが、歴史書や文献を読み解き中世の人々がどのように魚沼地域を行き交ったのかを記念講演しました。

愛知大学文学部 山田邦明 教授
「私は旧川西町仁田の出身だが、高校は十日町高校で十日町市はふるさとそのもの。発展もいいが人口減少が激しい。小学校も廃校になることもありえる。だからこそ知恵を出し合って、新しい物が生み出せるようになるといい」

十日町市 関口芳史 市長
「20年間を振り返るとそれぞれの地域の強みがさらに輝きを増し、弱い部分は補い合って自治体としての総合力がより高まってきたと実感している。目指す街の姿を具体的に思い描きながら、雪国の暮らしや文化をさらに磨き上げ安心して住み続けられるまちづくりを進めていく」

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