2023年07月25日 12:25更新
JCVの生活情報番組「すまいるone」。「夏に食べたい冷やし麺~後編~」では、暑くて食欲がないときでも、つるっと食べられる冷たい麺料理を紹介しています。
【イル カトラ グリル】
十日町市馬場丁にある「イル カトラ グリル」。十日町市出身の佐藤さんご夫婦がきりもりする洋食店です。
32歳で料理を始めた佐藤宏樹さんが東京などで修業を重ね、6年前に地元で開業しました。夫婦2人の思いは、お客さんに幸せな時間を過ごしてもらうこと。そのため店内には花や緑が飾られ、リラックスできる空間になっています。
料理は見た目が華やかで食べて美味しい、トータルで楽しんでもらえることをコンセプトにしています。オープン当時は周辺に洋食店が少なく、食文化としてあまり定着していなかったといいます。佐藤さん自身が洋食屋を営業することで、地元出身者で関東や新潟などで洋食屋を営んでいる若い世代が戻ってきたとき、営業しやすい環境や食文化を残せればという思いから始めたそうです。
妻有ポーク入り ふわとろオムライス 900円(税込)
店の定番メニューはオムライスやハンバーグです。
オムライスには鶏肉を入れることが多いですが、こちらでは妻有ポークを使用。肉の味がしっかりしているので、飽きのこない味わいになります。
デミグラスソースは自家製で、継ぎ足しをしながら使用しています。その時によって少しずつ変わる味わいに、毎週食べに訪れるファンもいるそうです。
桃と生ハムの冷製パスタ サラダ付き 1880円(税込)
このほか、季節ごとに旬の食材を使ったメニューを提供しています。今の時期は3年前からの人気のメニュー、桃と生ハムの冷製パスタです。
食欲が湧かないこの時期に、美味しいフルーツと一緒に食事が出来たらと、思いついた食材が桃でした。旬の桃はみずみずしく、生ハムとの相性も抜群で、トマトソースとバジルを混ぜ合わせることによってバランスが良くなるそうです。
桃はまるごと1つ使用しています。その桃にはこだわりが……
等級が「秀」のものだけを使用。桃の甘さのばらつきを防ぐため、光センサーで糖度を計って管理しています。また、時期ごとに山梨や新潟など産地を変えています。産地ごとに味わいが変わり、ミルキーなものから酸味があるもの、固さも異なります。季節や品種で変わる味わいも楽しみ方のひとつです。
見た目も色鮮やかな冷製パスタ。桃の甘さと生ハムの塩味にトマトの酸味が加わって、食欲が落ちやすいこの時期に夏バテを吹き飛ばしてくれそうな1皿です。
料理は佐藤さん1人で作っているため、提供内容に限りがあります。混雑状況によっては営業時間より早めの閉店になることがあるため、来店前に予約をすると確実です。
シェフ 佐藤宏樹さん
「笑顔でご飯を食べられることは幸せなことなので、それを提供できるように頑張っています。皆さんの笑顔を待っています」
店舗情報
イル カトラ グリル
■住所:十日町市馬場丁1356-4
■電話:TEL025-755-5366
■営業:11:30~14:30(LO14:00)/16:00~21:30(LO21:00) ※来店予約がおすすめ
■定休日:月曜・木曜夜・第4日曜
■インスタグラム:@irukatoraguriru
Copyright (C) 2024 十日町タウン情報 All rights reserved.