2025年09月16日 14:00更新
敬老の日にあわせて、十日町市で今年度100歳を迎えたお年寄りを関口市長が15日(月)に訪ね、長寿を祝いました。
十日町市で今年度100歳を迎えるお年寄りは、男性11人女性43人のあわせて54人です。敬老の日にこのうちの12人を関口市長や市の職員が訪ね、100歳を祝う表彰状と記念品を手渡しました。
市長が訪ねたのは12月24日で100歳を迎える細貝セツさんです。細貝さんは小千谷市千谷の出身で、7人姉妹の長女として生まれ、結婚を期に昭和22年頃に十日町市へ移り住むと、精米や製粉を生業に教師の夫を支えながら3人の子どもを授かりました。
13年前に夫が亡くなってからは茨城県へ嫁いだ次女の樫村優子さんが一緒に暮らして生活を支えています。細貝さんは体調が良いときは散歩に出かけ、近所の人と話をしたり、遊びに来る孫やひ孫との時間を何よりの楽しみにしています。
細貝セツさん
「おかげさまで長生きさせてもらって感謝感謝です。本当にうれしいです。ありがとうございました」
細貝さんの自宅には子どもと孫、ひ孫たちが東京都や茨城県から駆けつけ、長寿の表彰を一緒に祝いました。
次女 樫村優子さん
「散歩に出ると、近所の人が声かけてくれるからそれが楽しみ。母がよく言うのが、老い先短いから好きにさせてくれ。デイサービスとかは嫌だからここにいさせてほしい」
長女 向井洋子さん
「よく働く人だった。年を取ってもしっかりしている。離れていても、実家で母の顔を見るとホッとする。できるだけ元気に長生きして欲しい。この細貝家の歴史に残る一コマだった」
市によりますと、9月15日現在市内で100歳を超える人は男性19人、女性116人の合わせて135人ということです。
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