2025年09月17日 17:05更新
十日町市高山地区にある八幡宮の十五夜まつりが13日(土)に開かれ、ステージイベントや、昔話をアレンジしたユニークな芝居など恒例の奉納演芸会を楽しみに約300人が集まりました。
この祭りは高山八幡宮で50年ほど前から毎年この時期に開かれているもので、地元の住民手作りの奉納演芸会が世代を超えて愛されています。今年は神社の境内に約300人が集まり、地域内外から出演した7組の団体による歌やダンスなどのパフォーマンスを楽しみました。
毎年恒例の高山地区体育協会による芝居では、昔話の「桃太郎」をコメディタッチにアレンジした「シン・モモタロウ」が演じられ、観客を巻き込んだ演出で会場は笑いに包まれました。
東京から
「おおまつりが終わったあとに、また祭り囃子を聞くと、まつりが思い出されてすごくいい」
地元から
「毎年ではなくたまに参加する。2、3年前に比べるとすごくにぎわっていてビックリしている」
またこの祭りの目玉の1つは、地域の婦人会によるパフォーマンスです。今年は婦人会が2つのグループに分かれて、自分たちで振り付けを考えて練習をしてきたダンスを披露し、会場を沸かせました。
婦人会2組メンバー
「婦人会も年々人数が減っていて、私が入ったころには4組あったが、今では半分の2組になってしまった。前に比べるとさみしい思いもあるが、やっている人たちはみんなが楽しく十五夜まつりを盛り上げられたらいいなと思って毎年参加している。ほかの地域からも参加されて毎年盛り上がっているなと感じる。わたしもすごく楽しい」
高山地区体育協会 小野塚智紀 会長
「地域の人口もだんだんと減っていくなかで、祭り自体もどういう運行をしていこうかとわれわれも悩んでいるところ。新しいアイデアを取り入れながら少しずつでも祭りを続けられるように運営して行きたいと思う」
高山八幡宮 十五夜まつりの様子をJCV111chで放送します。
放送予定:10月22日(水)~10月28日(火) 初回放送15:00~
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