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いざという時に備えて 川西中学校で「マイ・タイムライン」の出前授業

2025年11月14日 15:05更新

台風や豪雨などの災害が起こったとき、命を守るためにどのような避難行動をとるかを時系列で考える「マイ・タイムライン」をつくる授業が13日(木)に十日町市立川西中学校で開かれました。

「マイ・タイムライン」は経過時間によって被害の進行が進む洪水や土砂災害が起きる前に、あらかじめ自分が住む地域の特性や避難場所を把握し、どのタイミングで避難行動をとるか時系列で整理した個人の防災計画です。

この出前授業は生徒たちに防災意識を高めてもらおうと十日町地域振興局が開いたもので、川西中学校の2年生41人が参加しました。生徒たちは平成23年に起きた福島・新潟豪雨や水害が起こるメカニズム、避難指定所が確認できるハザードマップについて、事前に説明を受けています。

それから一週間の間に生徒たちは家族と相談してオリジナルのマイ・タイムラインを作ってきました。今回は班ごとに分かれて、それぞれのマイ・タイムラインを照らし合わせ、災害になったときに必要な行動や持ち物について意見を交わしました。

2年生
「自宅周辺の危険か所を知れて勉強になった。土砂災害がこの近くでも起きるから気を付けようと家族と話した」
「災害時に備えた準備を知れたので良かった。マイ・タイムラインを自分の部屋に保管して、災害が起きた時に見て復習ができたらいい」

十日町地域振興局 田村覚さん
「災害が起こった時の基礎的なことを学んでもらえた。家族も含めて災害に対して意識を持ってもらいたい」

また授業では、防災気象状況に応じて各地域の警戒レベルを紹介する県のウェブサイト、土砂災害警戒情報システムも紹介され、生徒たちはタブレットで自分たちの暮らす地域を確認していました。

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