2025年11月26日 17:17更新
学校に”ごっつぉ”が届いた!
子どもたちに地元で採れたコシヒカリを学校給食で味わってもらおうと、「釜川大地育みの会」が26日(水)、十日町市立中里中学校と田沢小学校に合計600kgの新米を贈りました。
中里産コシヒカリを贈ったのは中里地域の4集落の有志で作る「釜川大地育みの会」です。会では中里の子どもたちに地元で採れたコシヒカリを学校給食で食べてもらいたいと、去年から中里中と田沢小に新米を贈っています。会の呼びかけに応じて、ことしは中里地域の7組の生産者からコシヒカリの新米合わせて600㎏が寄せられました。この日は会のメンバー5人が中里中学校に訪れ、全校生徒65人の前で贈呈式が行われました。
このあと早速、給食の主食に中里コシヒカリの白米が登場し、生徒たちが郷土のお米のおいしさを確かめました。
生徒
「ごはんの甘みや香りが違う。いつも父が作ったコメを食べているが、違う人のコメを食べるのもいい経験になる」
「給食だと100倍おいしく感じる。コメが無いと生きていけないので、コメ農家に感謝しかない」
釜川大地育みの会 服部秀祐さん
「家で食べる条件と学校で食べるのでは違うので、同じ世代の仲間と地元愛のあるものを感じながら食べることが郷土への自信や誇りになると思うので、学校給食で食べることに価値がある。今後も続けていくべきことで農家の協力があってこそなので、それをもう少し仕組化してストレスのないように続けていける活動にしたい」
贈られた新米は「中里産コシヒカリウイーク」として1週間給食で提供されます。生徒たちはコメを提供してくれた生産者に感謝の気持ちを込めてメッセージを贈るということです。
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