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積雪期の震災と原子力災害に備えて 松代地域で冬季防災訓練

2026年02月24日 17:35更新

積雪期の大地震と柏崎刈羽原子力発電所の損傷による放射線物質の流出を想定した防災訓練が松代地域を対象に23日(月)に行われました。

訓練は十日町市域全域に震度6弱の地震が起きた想定で行われました。今回、安否確認訓練の対象となったのは松代地域の住民で、午前8時30分に緊急速報メールや防災行政無線で災害情報が伝えられると、住民の有志が集落にある自主避難所に避難しました。

住民
「やってよかった。地震はいつ起きるか分からないので、いい経験になった。高齢者が多い地域で雪国なので、みんなで協力できる体制を作っていかないといけない」

「実際に地震が起きれば、どうなるか分からない。集落センターより、言っちゃ悪いけど丸い車庫の方が強力。中越地震の被災地で、丸い車庫は潰れてないけど木造の建物は潰れた。だから自分は丸い車庫を建てたし、すぐ逃げられるように大事な物が入ったカバンも常に車に積んである。自分の身は自分で守るしかない」

あわせて柏崎刈羽原発から30㎞圏内に入る地域では午前11時に防災行政無線で自宅の窓閉めや換気扇を止めるなど外気を遮断する屋内退避が呼び掛けられました。今年に入って原発が再稼働してから、地域で行う原子力災害対策の訓練はこれが初となります。

また、住民の避難訓練のあとは各町内の代表など約50人が松代総合体育館に集まり、指定避難所の開設や運営の手順を学びました。会場では屋内で使用するテントと簡易ベッドのほか、QRコードを読み取って避難所の受付・登録を行う防災アプリの体験が行われました。このシステムは県が新年度から実用化を目指しています。

住民
「テントの中は広いし設営が簡単なので、女性や子どもでも組み立てられると思う。目線が気になるので、周りが囲まれているのは安心感がある」

「防災アプリの設定をするまでが少しわかりにくかったので、高齢者には難しいと思う。サポートが必要。災害時は混乱するので、こうやって一括管理できるのはいいと思うし、家族の登録もできるので、活用できれば有効だと思う」

「実際にどこまで役立つかは分からないけど、参加して経験しておくのは大事なことだと思った。災害時は市の職員も同じ被災者なので、まずは個人個人で備える事が大事だと思ったし、高齢者が多いので、助け合いも大事にしたい」

十日町市防災安全課 小林充 課長
「十日町市にとってみると豪雪災害が非常に恐ろしいので、冬季に地震や原子力災害の発生を仮定して訓練を行ったことに意義があった。天井の高い空間で大型のストーブを5・6台たいたとしても、まだまだ暖が取れていないなど、今回の反省や意見を1つ1つ踏まえて対応を行っていく。参加者からも各町内などで話し合って対策を考えていってもらいたい。自助共助を高めるための補助など、行政のサポートもあるので、『地区防災計画を作りたい。自主防災会を作りたい。会で備品をそろえたい』などがあれば、防災安全課に問い合わせてほしい」

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