2026年07月16日 10:30更新
県立十日町高校に今年度から新設された、生徒がみずから課題を見つけて探究を深める「クロス探究科」の授業が15日(水)、活動を支える大学や地元行政、市民団体の代表などに初公開されました。
十日町高校に今年度から新たに1クラス設けられた「クロス探究科」は、理系や文系の枠にとらわれず、生徒が関心のあるテーマについて主体的に深く研究していく学科です。課題を発見して、深く考え解決する力を育て、大学進学後や社会に出てからも生かせる力を養っていきます。学校ではこの学科の活動を充実させようと、大学や地元行政、市民団体など、13の関係機関でコンソーシアムを立ち上げ、今回初めてそれぞれの担当者が生徒の学ぶ様子を見学しました。
38人の生徒は1学期、他者との合意形成や自分の考えを視覚的に整理する手法をゲームなどを通して学びながら、「未来デザイン」としてそれぞれ5年後、10年後になりたい姿を明確にする活動を行ってきました。
この日の授業では1学期の集大成として、理想像とあわせて今の自分に足りないことや取り組むべき課題などをグループに分かれて発表・評価しあいました。
クロス探究科 生徒
「私は高校を卒業した後、看護の専門学校や大学に進学し、国家資格を取り、看護師になることが目標。知識を身につけるだけではなく、現場で患者さんの力になれる看護師を目指している」
クロス探究科 生徒
「今の自分のいいところは、人と話すことが好きなところ。中学校の先生になれたら、中学生と楽しく会話して、相談にのったり、力になれたらいいと思う」
クロス探究科 生徒
「発表は緊張したが、周りの反応がよくて乗り切れた。発表がうまくなりたいのと、勉強ができる人たちが集まっているので、勉強が苦手なので感化されて頑張りたい」
クロス探究科では夏休みに大学や企業研修に行くほか、2年生になると本格的な課題研究に入ります。
県立十日町高校 小林英明 校長
「今は社会が大きく変化していて、先の予測もはっきりしないような時代。身につけた知識だけで進学や就職ができるわけではない。はっきり答えが決まっていない課題に対して、仲間とともに取り組んだり発信したり、いろいろ考える中で、新たな課題を見いだしたりする力を身につけてもらいたい」
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