2022年09月09日 17:54更新
秋の高校野球 北信越地区新潟県大会が開かれ、十日町高校は9日(金)、上越市の関根学園と対戦し、4対5で惜しくも敗れました。
秋の大会は1、2年生の新チームで戦います。十日町高校の先発に立ったのはサイドスローの2年生加藤慶です。初回ウラ、関根学園のクリーンナップにつかまり、連続ヒットで2点を奪われます。
しかし3回表、十日町が逆襲します。1年生で8番の小林楓雅がレフト前ヒットで塁に出ると、1年生の1番、三輪翔永が右中間に抜ける2塁打を放ちチャンスを広げます。
続く2年生キャプテン、2番の根津勇真がライト裏に走者一掃の3塁打を放って、逆転に成功します。さらに5回表、8番の小林と1番の三輪が続けてヒット。ランナー1、3塁の場面を作ると根津がスクイズの構えで関根バッテリーを揺さぶります。根津はここで長打を狙ってセンターに犠牲フライ。タッチアップで小林が帰り1点をもぎ取りました。
4対4の同点で迎えた6回裏、十日町は野手の送球ミスや相手のヒットでランナーを2、3塁に抱えるなか、関根の犠牲フライ、タッチアップで逆転を許します。7回には根津がマウンドに上がりますが、最終回まで打線の援護が足りず4対5で敗れました。
根津選手
「この秋は夏のリベンジという意味で初戦を大事にしようとしていたが、初回から焦りや守備の乱れから自分たちのリズムを作れなかったのが悔しい。中盤以降は食らいついて、追いつくバッティングができてよかった。きょうの負けで良いところ、悪いところがはっきり出た。そこを直して、しっかり春と夏の結果につなげられるよう頑張りたい」
廣瀬健一監督
「守りにまだミスがすごく多い。大会前は気にしないで臨むように選手に伝えたが、春夏に向けてはきちっと守れるようにしたい」と
このほか、十日町総合と塩沢商工の連合チームは8日(木)に長岡市の悠久山野球場で三条商業と対戦し、5回コールドの1対17で敗れました。
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