2022年09月13日 14:05更新
今年の12月に十日町市の段十ろうで「第2回うおぬまアールブリュット芸術祭」が開催されます。現在、実行委員会がクラウドファンディングで支援の協力を呼びかけています。
支援を呼び掛けているのは魚沼地域にある障がい支援事業所の職員を中心とするメンバーでつくる「うおぬまアール・ブリュット芸術祭実行委員会」です。
実行委員会では、障がい者の個性や表現にはたくさんの人を感動させる力があるとして、障がい者のアートの祭典で地域の笑顔を増やそうと、去年から「アール・ブリュット芸術祭」を開いています。
アール・ブリュットとはフランス語で「生の芸術」という意味です。美術教育を受けていない人たちが、目に映る輝きそのままを表現したもので、その多様な世界観や圧倒的なパワーは見る人を魅了します。
実行委員会はアール・ブリュットの魅力に惹かれた人たちの集まりで、芸術祭を開催するには補助金や協賛金に頼るほかなく、現状、開催資金が足りていないということです。
そこで実行委員会では、クラウドファンディングを活用して目標金額50万円の支援を広く呼びかけています。集まった支援は作家への謝礼や、作品管理などの委託費に充てるということです。
実行委員会
「このクラウドファンディングを通し、より多くの方からアールブリュットを知っていただき、さらに興味を持っていただけると有難いです」
なお、「第2回うおぬまアール・ブリュット芸術祭」は越後妻有文化ホール「段十ろう」で12月20日(火)から24日(土)に開催予定で、作家30人の作品が展示されます。
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