2023年05月03日 17:00更新
十日町きものまつりに先だって、十日町地域に西陣織の文化を伝え、絹織物産業の礎を築いた宮本茂十郎の功績を顕彰する招魂祭が3日(水)、十日町市諏訪町の宮本公園で開かれました。
京都出身の宮本茂十郎は京都西陣織の渡り職人だったといわれる人物で、文政12年(1829年)に十日町に訪れ、絹織物の一種の透綾とそれを織る製法の高機を伝えました。
招魂祭は、十日町織物工業協同組合が、毎年きものまつりにあわせて慰霊碑の前で招魂祭を開いています。きょうは30人ほどが集まって、神事が執り行われました。
この慰霊碑を書いたのは渋沢栄一です。今年は建立からちょうど100年を迎えます。十日町織物工業協同組合・蕪木良一理事長
「宮本茂十郎が十日町に織物を伝えてた功績に感謝する祭り。宮本茂十郎によって、折り方を変化させたり産地での転換に携わった」
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