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国道353号線十二峠に新トンネル 期成同盟会が事業化を要望

2023年07月11日 18:20更新

国道353号線、十二峠に新しいトンネルの開削を求める期成同盟会の総会が10日(月)、十日町市山崎己の林屋旅館で開かれ、国会議員や県の代表に早期の事業化を要望しました。

要望を行ったのは国道353号線の沿線自治体をはじめ、津南町や長野県の飯山市、栄村、野沢温泉村の首長などで構成する期成同盟会です。同盟会は国会議員や県行政の代表に対し、新しいトンネルの開削について早期の事業化を要望しました。

十日町市中里地区を走る国道353号線は清津峡や松之山温泉など観光地をつなぐアクセス道路になっているほか、関東圏から津南町や長野県北部に抜ける最短ルートとなっています。

一方でこのうち、十二峠の一帯はきついカーブが連続し、大型車の通行に危険が伴うほか、平成26年と27年には土砂崩れが発生し、全面交通止めになりました。さらに平成28年にはスノーシェッドも設置されたものの、去年1月と3月には雪崩が発生するなど、過去に何度も大きな災害に見舞われています。

一方、期成同盟会は平成9年に設立され、年間を通じて安全が保たれる新しいトンネルの開削をこれまで県や国に求めてきましたが、いまだ事業化には至っていません。

元参議院議員で期成同盟会の水落敏栄会長「対策に向けて検討を重ねてきたが、期成同盟会の目的・思いにはまだ届いていない。雪崩・がけ崩れが多発している353号線。長野県北部と津南、十日町、柏崎、そして魚沼、こうした地域の発展に新十二峠トンネルの建設は不可欠。今までの構想から一歩前に進むように皆さんと力を合わせて頑張っていきたい」

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