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たすきと絆つなぐ!24時間耐久リレー大会「ロ・マン24inまつだい 」

2023年10月03日 19:13更新

10人でたすきをつなぎながら24時間を走り続ける耐久リレー「ロ・マン24 inまつだい」の本格開催が9月30日(土)、4年ぶりに復活しました。

この大会は、松代クロスカントリースキーコースを夏場でも有効に活用しようと、フランスの自転車24時間耐久レース「ル・マン」から着想を得て始まった大会です。

1周約2kmのコースを10人1チームで24時間、たすきをつなぎながら走り続け、周回数を競います。33回目の今年はコロナ禍が明け、4年ぶりの本格開催となり、市内外から24チームが参加しました。

ロ・マン24 実行委員会 品田靖 会長
「毎年、上位5チームくらいはガチ。何でそんなに一生懸命走るの?ってくらい。あとは、会場で24時間テントの中でワイワイして参加して楽しんでいる方もいる」

参加者
「疲れた。コースは起伏があって、やっぱり楽しい。チームで頑張って、たすきをつなぎたい」
「最後の上り坂がきつかったが達成感はある。まだ頑張ります!」

スタートから9時間後、辺りも暗くなり、雨がちらつく中、選手たちは交代で食事や休憩を取りながらも、たすきをつないで走り続けていました。

参加者「きつい。完全になめていた。この時間まで走ることがないので、未知の領域。もともと同じ部活だったメンバーと走っていて、久々に会えて、体を動かせているのが楽しい。順位は関係ない。つなぐことを目標に頑張りたい」

この時点でのトップは「激走会」が63周。次いで「東芝柏崎」が57周です。どちらも第一回大会から何度も出場している柏崎市でできたチームで、今回の大会で累計走行距離1万km達成を目指しています。

中間1位の激走会のランナー
「久しぶりの大会なのもあって、この時間で疲れが出てきているのが見える。久しぶりなので脚が痛くなってきた。でもその痛みで、これがロ・マンだなと思い出してきて楽しめている。このまま逃げきって優勝を目指したい」

そして夜が明けて、いよいよレース終了の24時間が迫ります。夜中の雨で足場がぬかるむ中、ランナーたちは懸命に最後の力を振り絞りました。見事1位に輝いたのは激走会です。この大会で158周、336.54kmを走り、累計走行距離も1万kmを超えました。2位の東芝柏崎も1万km達成です。1万kmは東京から西回りでフランスのマルセイユ。東回りでアメリカのシカゴに到達するほどの距離です。

激走会 リーダー 谷口勝哉さん
「みんなで最後まで、けが無く走りきれてよかった。1万kmを達成して、再度歴史を振り返る年だった。ついに達成したなと、感慨深い。来年もあればもちろん参加したい」

また、地元からは、初出場の津南中学校の元陸上部で結成された、元T中陸上部が3位に入賞しました。132周、281kmを走りきりました。

元T中陸上部 安部拓也さん
「24時間というタフなレースだったが仲間たちと、たすきをつなげて最後まで走り切れてよかった。コースも走ったことが無く、初めての経験だったので本当に不安だったが、仲間たちとたすきをつなげられて、当時の駅伝の思い出がよみがえってきた。また来年も参加したい」

ロ・マン24 実行委員会 品田靖 会長
「たすきや絆を通して、人のつながりを改めて感じた。これで終わりでなく通過点なので、参加チームのエネルギーをもらいながら、必ず来年また開催できるよう頑張りたい」

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