2023年11月10日 18:06更新

イケメェ～～ンを見つけてね！

5か月間にわたってヤギ3頭を飼育してきた、十日町市立まつのやま学園の1年生が本格的な冬を前にヤギとの別れを迎え、卒業式を10日（金）に開きました。

小中一貫校まつのやま学園の1年生は、毎年ヤギの飼育に取り組んでいます。1年生6人は地元建設業で大海組の高橋主計会長から、ことし生まれた「きらり」「さくら」「りっか」のメスのヤギ3頭を6月に預かり、小屋の掃除やエサやり、散歩など、ヤギの世話を通して命の大切さを学んできました。

しかし、松之山は豪雪地のため学校の敷地で冬を越すことはできず、雪が降る前にヤギと別れを迎えることになりました。

児童はヤギの卒業式を開き、お別れの言葉や自分たちで考えた歌を3頭にプレゼントしました。

お別れの言葉「かっこいいお婿さんと結婚してね！」

1年生「さみしい」「掃除したり、エサを上げたりした」「かわいい赤ちゃんを産んでほしい」

3頭のうち、「きらり」と「さくら」は髙橋さんの知り合いの埼玉県の建設会社に引き取られるということです。「りっか」は高橋さんの元に一度戻りますが、長岡市から引き取りたいという依頼が来ているということです。

大海組 髙橋主計会長「子どもたち育ててくれたのでヤギは素直に育ったような気がする。埼玉に行っても地元の園児に喜んでもらいたい」