2023年11月13日 16:35更新
これでファウルボールが簡単に見つけられます!
十日町市水口沢にある庚塚運動公園野球場周辺の雑木林を整備しようと12日(日)、川西中学校の生徒や地元ボランティアなど、24人が草刈りや木の伐採など整備に汗を流しました。
環境整備を行ったのは、二六公園保存会をはじめとする地元ボランティア15人と、川西中学校の生徒9人です。庚塚運動公園野球場は、幼年チームや中高生の部活動の練習や試合のほか、成人のソフトボールなどに使われています。
しかし、一塁側の場外には草木が生い茂り、利用者がファールボールを探す際に「危ない」という声が上がっていました。
二六公園保存会 小林正夫さん
「野球場が出来たのは40年以上前、中魚沼郡内ではいち早くナイターも整備され、すばらしい野球場としてデビューした。市のほうで、内野のグラウンドは整備しているが、場外の雑木まで手が届かないということで、地域の皆さんに話したら、みんなで協力してやることになった」
川西中2年
「野球部としていつも使っているので、感謝の気持ちもある。きょうは、グラウンド整備をするということで参加した」
川西中3年
「ふだんは使わないが、友達の野球部のみんなが頑張っている場所なので、少しでも貢献できたらと思った。安全第一でみんなと楽しくできたらと思う」
作業は1塁側の場外、約50mにわたって行われました。大人がチェーンソーなどで笹や木を切り倒し、持ち運びできるサイズに切ると、中学生がそれを運び集めます。整備は球場から茂みに向かって20mほど進んだところまで行われ、作業は約6時間かかりました。
川西中2年
「重い木を運ぶのがけっこう大変。汚いと気分も落ち込むし、きれいなほうが、気分が上がると思う」
川西中1年
「最初は難しいと思ったが、やってみると意外におもしろい。野球の練習試合でよく使うので、きれいにすることができてよかった。野球部の目標は試合で活躍すること」
元井啓介 教頭
「立派な球場なので、子どもにとっても使いやすく、来た人にも気持ちよく使える球場になる第一歩が刻めたらいい。少しずつみんなで愛せる球場にしていくのがきょうの目標」
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