十日町タウン情報

  1. 十日町タウン情報
  2. JCVニュース
  3. 十日町地区メーデー大会 5年ぶりに200人がデモ行進

十日町地区メーデー大会 5年ぶりに200人がデモ行進

2024年04月30日 15:17更新

5月1日を前に十日町地区メーデー大会が27日(土)に開かれ、賃金の上昇や労働環境の向上を訴える約200人のデモ行進が5年ぶりに行われました。

メーデーは労働者が団結して権利を主張する運動で、毎年5月1日の前後に世界中でイベントが行われています。コロナ禍の間、十日町地区での大会の開催は見送られ、デモ行進は5年ぶりとなりました。十日町市と津南町の10の労働組合から約200人がプラカードを持ちながら、駅通りや本町通りを行進し、賃金の引き上げや有給取得率の向上など、労働環境の改善を訴えました。

参加男性
「社会人1年目で参加して、意識も上昇したのでよかった。いろいろな人の話を聞いて、知らない知識を得られたので、まず一歩を踏み出せた。積極的に組合活動に参加して、知識を得ていきたい」

参加男性
「今日これだけ集まっただけでも、十日町市の活性化につながると思う。十日町市だけじゃないが、昨今は厳しい世の中だと思う。これからは前を向いていくことで、経済にも活気が出てくると思う」

集会では、連合新潟の庭野文男 十日町支部長が「被災地の復旧・復興に向けて みんなで支え合い 助け合おう」と今年のスローガンを掲げたほか、「私たちには職場や社会を変える力がある」と組合員に団結を呼びかけました。

「今こそ私たちの連帯の力で、平和と人権が尊重され、誰もが安心して暮らすことのできる社会を、そして一日も早い被災地の復旧・復興を実現しよう」

連合新潟中越地域協議会十日町支部 庭野文男 支部長
「十日町地区の労働環境はなかなか厳しいと思う。まずは働く場所を作るのが先決。市には若い人たちの流出を防ぐ対策をしてほしい。久しぶりのデモ行進を行って、一生懸命な訴えがあったと思う。市長や町長は真摯に受け止めて、次につなげていってほしい」

この記事が気に入ったら
十日町タウン情報にいいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でJCV Fan !をフォローしよう!

Copyright (C) 2024 十日町タウン情報 All rights reserved.