2024年05月29日 15:54更新

子どもたちの防犯意識を高めてもらおうと、新潟県建設業協会十日町支部が警察官や警察車両のイラストがあしらわれたクリアファイル2500枚を29日（水）に、十日町警察署へ寄贈しました。

新潟県建設業協会十日町支部では子どもや高齢者を犯罪から守ろうと、平成30年から地域の見守り隊活動を行っているほか、令和4年からは高齢者に防犯機能付き電話を贈る活動を行っています。

近年、子どもたちの通学時に不審者の目撃情報があとを絶たないことから、「犯罪のないクリアで安全な学校」「学校でも家庭でも目標や課題をクリアする力」をテーマに警察の公式グッズ「POLICEクリアファイル」を管内の小学生に贈ることにしました。

クリアファイルには警察官や車両のかわいいイラストのほか、「ふるさと妻有のあしたをつくる。」と十日町支部から子どもたちへのメッセージも印字されています。この日は十日町警察署で贈呈式が行われ、髙橋伸幸支部長から太刀川弘栄署長へ「POLICEクリアファイル」2500枚が贈られました。

新潟県建設業協会十日町支部 髙橋伸幸 支部長
「我々建設業協会は日頃は住民の協力のもと、ふるさとのインフラ整備や維持管理を通じて安心安全に努めている。使命は建設産業を通じた中で『地域の守り手』として尽力することが目的だが、高齢者や子どもたちの生活における安心安全もしっかりと守っていきたいので引き続きこの活動を続けていくことを決めた。小さな活動ではあるが、これをきっかけにふるさとの子どもたちが防犯や犯罪意識を学んでもらえれば幸いだと感じている。引き続きしっかりと地域のために建設業協会は働きたいと思う」

十日町警察署 太刀川弘栄 署長
「不審者情報があとを絶たない状況でパトロール活動や保育園、小中学校での防犯指導を行っているが警察だけでは子どもたちの安心安全を実現することは極めて難しく地域の皆さんの協力が不可欠になる。警察として子どもたちの安全対策に努めていきたいと考えている。また、寄贈の機会を大切にし防犯の輪が今まで以上に大きくなることを願っている」

今回寄贈されたクリアファイルは、十日町市と津南町の教育委員会を通して、管内の小学生約2350人に届けられます。