2024年08月27日 15:02更新

評価のポイントは笑顔の数！

川西地域の上野地区で毎年夏恒例の「大仮装大会」が24日（土）に開かれ、地域住民約300人が集まり、会場は声援や笑い声に包まれました。

この大仮装大会は地域を盛り上げようと、上野商工振興会が毎年夏に開いているイベントで今年で57回目になります。今回は近所の人同士や友人同士などで作る6つのグループが出場し、会場に集まった約300人の地元の観衆を前に、自分たちが面白いと思う、手の込んだパフォーマンスを披露しました。蚊に腕を刺されて、蚊を捕まえるまでの様子をコミカルに演じた親子、狐の嫁入りをテーマに天気雨を表現した海外の学生グループ、一家総出でアニメ「サザエさん」の曲にあわせてダンスをするグループなどが登場し、アットホームな会場は終始、声援や笑い声に包まれていました。

出場者
「去年も出て2回目の出場。パフォーマンスが終わったときの爽快さが魅力だと思う。来年もできるだけ力になりたい」

今年の優勝チームは、近所の住民同士で結成した「たっこちゃんと愉快な仲間たち」です。小学3年生の子どもが夏休みの思い出を振り返る様子を衣装の早着替えやセットチェンジをしながら紹介する寸劇に挑戦しました。

たっこちゃんと愉快な仲間たち
「近所の人たちと出た。優勝できてうれしかった。3日前から練習をして難しかったけど頑張ってセリフと演技を覚えた。また来年も頑張るぞ！」

上野商工振興会 金子 清一 会長
「元々は地域の商店が日頃のご愛顧とお礼を込めてこの仮装大会を始めた。地域のまつりの前夜祭の位置づけ。コロナ禍があけて去年仮装大会を再開したが、参加者は少し人数が減っている。地域の皆さんから盛り上げてもらうために、地域のサークル活動をしている人や習い事をしている人たちからもたくさん出てもらえれば、どんどん町の中がにぎやかになると思う」

なお、上野商工振興会は上部団体の川西商工会が十日町市商工会に合併されることに伴い、来春で解散することが決まり、このイベントを主催するのが最後となりました。振興会ではこのイベントを今後も継続できるよう、引継ぎ団体も含めて検討しています。