十日町タウン情報

  1. 十日町タウン情報
  2. JCVニュース
  3. 災害救助法が十日町市全域に適用  

災害救助法が十日町市全域に適用  

2025年02月11日 17:48更新

連続降雪により災害発生の危険性が高まったとして、十日町市は9日(日)に豪雪災害対策本部を設置しました。市では県に災害救助法の適用を要請したところ、旧十日町市を除く川西・中里・松代・松之山の4地域が救助法の適用を受けました。

その後も降雪が続き更に全市で積雪が増えたことから、11日(火)12時30分に市内全域が災害救助法の適用となりました。

十日町市は7日(金)時点で豪雪対策本部を置いていましたが9日(日)、対策本部の警戒度をさらに一段階引き上げました。市によりますと、豪雪災害対策本部の設置は令和4年2月以来3年ぶり、市内で災害救助法の適用を受けるのは令和3年1月以来4年ぶりです。市指定の観測所の積雪深は11日(火)の午前9時現在、平均で323.4cm。地域別では松之山支所で395cm、上山児童遊園地(中里)で339cm、松代支所で326cm、川西ダムで310cm、高山で247cmとなっています。

災害救助法の適用を受け、市では要援護世帯で住家の屋根の雪下ろし及び必要最小限の敷地内からの排雪が必要な世帯に除排雪救助を行うことを決めました。期間は2月9日(日)~18日(火)までの10日間で、区域は川西、中里、松代、松之山、十日町地域の高標高地の多雪区域のほか、十日町平地部が今回追加されたことで十日町市全域が適用となりました。対象は住家の倒壊などにより、生命または身体に危害を受ける恐れが生じる世帯のほか、市民税が均等割以下の世帯で、高齢者世帯や障がい者世帯、母子世帯など自らの資力や労力で除雪できない世帯となっています。市ではあらかじめ把握している対象者の中から民生委員を通じて意向を確認し、除排雪業者に委託することとしています。

新潟地方気象台によりますと、11日(火)午後6時から12日(水)午後6時までの24時間の予想降雪量はいずれも0㎝なっています。

この記事が気に入ったら
十日町タウン情報にいいね!しよう

最新情報をお届けします

X で 十日町タウン情報 をフォローしよう!

Copyright (C) 2025 十日町タウン情報 All rights reserved.