2025年08月28日 15:31更新
十日町おおまつり最終日の27日(水)、2日間にわたって十日町市街地を巡った八角みこしが諏訪神社に納められ、無事に祭りの幕を閉じました。今年も諏訪町入りの「荒みこし」で担ぎ手たちの熱気が最高潮に達しました。
最終日は午後1時30分に発輿祭が執り行われ、八角みこしは本町2丁目の御仮屋を出発。駅通りから田中町、田川町方面へ向かいました。
心配されていた天気も日中はにわか雨程度に収まり、各町内をみこしが練り歩きました。
担いだ人
「父のはっぴを受け継いで毎年参加している。親子代々祭りが好きなので、祭り好きなところを受け継けついでいる気がする」
「つらかった。担ぐのは3回目でことしが1番重かった。1年の終わりというか始まった気がする。このために生きているので祭りがないと生きていけない。祭り最高!」
午後9時ころになってみこしが本町通りに戻り、恒例の「荒みこし」が始まりました。
担ぎ手たちは2日間で溜まった疲労もピークに達するなか、「まだいける!」と口々に繰り返し、2時間にわたって本町2丁目でもみ合い、予定を30分過ぎた午後11時にようやく諏訪町入りしました。
ことし約20年ぶりに復活した「高張提灯」が先導しながら、みこしは諏訪神社の鳥居をくぐって境内の坂道を100人以上の氏子とともに登り、11時45分ころ境内に到着。
おいよいの会の根津則幸新会長による「おいよい三唱」と、三俄の親方による「三本締め」で締めくくられたあと、白丁の手で八角みこしが御社殿へ納められ、3日間にわたった十日町おおまつりはフィナーレを迎えました。
諏訪神社協賛会 西方勝一郎 会頭
「230年を飾るにふさわしい、勇壮なみこし渡御を行っていただき誠にありがとうございました。天候にも恵まれ、そして皆さんの努力のおかげで、大成功に230周年を飾ることができた。ことしのみこし渡御で市民の皆さんに大きな勇気と感動を与えてもらった。また来年の231周年に向けて、あすから皆さんの力を借りていきたい」
担いだ人
「とてもキレイでかっこよかった。去年担げなかったので、ことし久しぶりに担げて楽しかった。いい思い出になったし、また来年楽しみにしている」
「脱水で倒れそう。ことしも1年平穏に終わったと思う。おおまつりは生きがい。これがないと生きていけない」
諏訪神社 世話人
「今まではおいよいの会をやっていたが、世話人の立場になると同じ神輿を見るのにしても見方が違う。やっぱりみこしに触りたいんですよね。もう担げないから来年もみこしに触りたい」
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