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大切にしてきたぬいぐるみたちとお別れ 虹のホールの供養祭に3300体集まる

2025年09月18日 12:19更新

家庭で大切にしてきた人形やぬいぐるみに感謝の思いを伝えて別れを告げる供養祭が17日(水)にラポート十日町 葬祭センター虹のホールで開かれました。

「人形とぬいぐるみ供養祭」は、市民から人形やぬいぐるみの供養をしてもらえないかと声が寄せられたことを受けて、虹のホールが2003年から2年に1度開いています。今回、市民から持ち込まれたキャラクターのぬいぐるみや日本人形などは約3300体となりました。

供養祭には家族や愛宕幼稚園の園児たちも参列し、来迎寺の小林弘明住職のお経のあと焼香をあげて、大切にしてきた人形やぬいぐるみとの別れを偲びました。

人形への感謝の手紙 代表年長児
「お友達とたくさん遊んだり、ギュッとしたりいつも一緒にいてくれたね。今日でさよならだけど、楽しかったこと、うれしかったこと、一緒に行ったこと、みんながお空に行っても忘れないよ。今まで本当にありがとう」

来迎寺 小林弘明 住職
「ぬいぐるみや人形だけではなく、ほかのおもちゃもいらなくなったから捨てるのではなく、長く一緒に過ごせるように大切に過ごしてほしい」

園児
「バイバイは悲しい。新しいぬいぐるみがきたら大事に優しくしたい」
園児
「悲しい。供養は上手にできた」
参列者
「20体くらい供養してもらった。供養してもらいすっきりした気持ちになった。捨てるのではなく、みんなから供養してお参りしてもらい、自分も1つ区切りがついた」

虹のホールを運営するラポート十日町では、供養したい人形やぬいぐるみを1体100円、10体以上の場合は一律千円で年間を通して受け付けています。納められた供養料は全額、社会福祉団体に寄付されます。

虹のホール ラポート十日町 葬祭部 廣田健一 部長
「人形やぬいぐるみは大事な子どもや孫に買ってあげた物なので、ただ捨てるのではなく供養をする気持ちが大事だと思うので、ラポート十日町が中心になり続けていきたい」

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